日曜4時半起床。
京都市左京区にある某禅寺へ坐禅に行ってきました。
以前から豚インフルなどで中止になっていたのが、今回開催の運びに。
午前6時頃薄暗の香が焚かれたお堂の中へ入ると、既に7,8人の先客がいて瞑想に耽っていました。
程なく我々も着坐し、1時間程無我の境地を目指しました。
何も考えないという事は難しいですね。
無の境地を目指すも、頭の中は雑念だらけ。
外で鳥のさえずる声がすると、その事を考えないようにしようと考える自分がいて、さらにそうしないでおこうとまたあれこれと考える、という無限ループ状態。
『事業創造とマネージメント』の授業では、「日常生活の思考の大部分は出来事の原因や理由を推測する」とのことでしたが、因果関係の特定にばかり日々多用された脳では無の境地へ容易に入るのは難しそうですね。
授業のタイトル『~とマネージメント』が自己管理をも指すのであれば、急がしいワークライフのバランスの中にこのような時間がきっとあってもいい筈です。
(写真: 京都の某禅寺)