3年程通ってたジムへ休会届けを出しに行ってきました。

3月から一度も行く時間が作れずにいたからです。


京都市内にある総合格闘技のジムですが、僕は柔術と言うスポーツをそこでやってました。

修斗(総合格闘技)の認定ジムでもあるため、プロ・アマシューターとも一緒に練習ができる点がよかったです。


元々中学生の時に、初代タイガーマスク(佐山聡)VSダイナマイトキッドの試合をTVで観て以来のめり込み、前田日明のUWFやパンクラスなどの試合をよく観てました。佐山がUWFを辞め、修斗(元シューティング)なるスポーツを始めた時はプロレスの限界を感じるのと同時に、修斗(総合格闘技)の将来性を確信をもって予感していたのでしょう。それがいまや全米でのUFCを始め世界各地でMMAイベントが開かれるようになった訳ですから、その先見の明は流石と言わざるを得ません。しかし、その後方向性の違いからか、フロントとの確執により団体を去ったといわれております。


ところで、格闘技の世界で名を馳せた人物が新団体や新事業を立ち上げたりする事がよくあります。その結果は、事業として立ち行かなくなったり、悪い場合は金銭トラブルの末訴訟に発展したりと言う事がよくあります。

これはスポーツ馬鹿であるから、心がピュアだからなどと言うだけではないように思います。


やはり、アントレプレナーは経営者にはなり得ないのでしょうか。

J.A.シュンペーターは、アントレプレナーと経営者をそれぞれ別々に定義してますが、この疑問についてどのような解を用意していたか、もう忘れました。

いずれにせよ、修斗の理念は佐山聡が去った後も脈々と引継がれ、これからも総合格闘技発展のために寄与する事でしょう。


「良きにつけ、悪しきにつけ、最終的にものをいうのは理念である」 / ケインズ