５月７日、母が病気で亡くなりました。
このブログ書こうかどうか迷ったけど、
俺がこれから俺らしく生きてく為に書こうかなと思います。
病気は悪性リンパ腫。血液のガンです。５５歳でした。
約１年、闘病したけど病気に勝てませんでした。
５月のはじめごろは、もう意識もうつろだったけど
頑張って５月７日まで生きてくれました。
俺の誕生日が５月５日で
弟の誕生日が５月６日だからかな。
きっと誕生日と命日が一緒になるのはよくないから
俺らの為に７日まで生きてくれたんだと思います。
思い出を少し。
俺は昔、すっげー手のかかる子でした。
保育園に行っては保育園を抜け出していました。
運動会では走りませんでした。
お遊戯会ではお遊戯しませんでした。
まわりのお友達と一緒に何かをすることができませんでした。
今の俺は・・・
飲み会があれば積極的に参加します。
飲み会では積極的に踊ります。アホなことをします。
猪木でシメます。１，２，３，ダーします。
よさこいやって、めっちゃ団体行動してます。
ぜんぜん違うやん・・・
何年か前に上司にいわれたことがあります。
「お前のそのアホなことができる性格、大事にしろよ」と。
「そんな性格にしてくれたお父さんとお母さんに感謝しろよ」と。
性格の根元をみると
たぶん父親はこういうことやる人じゃないから
きっと母親の影響が強いんだと思います。
てことは、会社の飲み会で定番となりつつある
「ダー締め」
これは俺の母のによって生み出された・・・
って事にしたら怒られそうなのでやめときます。
母は俺が２年前からはじめた
よさこい活動もとっても応援してくれました。
今も家のハードディスクには一昨年と去年の
どまつりの映像が残っています。
母の友達が来るたびにその映像を見せていたそうです。
何回も見せていたそうです。
今年も見せたかったけど・・・
一昨年と去年は準大賞でした。
今年は絶対大賞とってやろうと思います。
これから頑張らないと・・・
メンバーの皆さん今週から復帰するんでよろしくです。
思い出を語りだすとキリがありません。
だからもうやめとこ。
最後に、
俺は基本的に無感情な人間です。
どんなに感動する映画を見ても
どんなに悲しいことを聞いても
涙がでません。
母が病気でつらそうな時や
意識がうつろうつろしてる状態を見ても
涙が出ませんでした。
病院の先生から、余命を聞いても涙が出ませんでした。
俺は冷たい人間で何にも考えてない
無感情な人間だと思っていました。
てか、ブリキの人形かぐらい思ったこともありました。
感情の起伏は激しくない方だけど
こんな時は普通涙が出るんじゃないのか？
でも泣けませんでした。
ただ、最後の最後。
呼吸の回数がどんどん少なくなっていく姿を見た時
めっちゃ涙が出ました。
最後の最後でありえないくらい泣きました。
弟より泣きました。親父より泣きました。
よくわからんけどめっちゃ涙が出てきました。
まぁ、泣いたのはそれだけだったけど。
（やっぱり俺は無感情なのかも・・・）
でもとりあえず、ほんとに悲しいときには涙が出る人間でした。
それが分かってよかったです。
俺の人生はまだ長いはず。
俺が存在してるのは父と母のおかげです。
だけど俺の人生は俺が決めていかなければいけないし
朝起きて
飯食って
仕事して
遊んで
掃除して
洗濯して
悩んで
決めて
踊って
楽しんで
アホやって
飲んで
・
・
・
いろいろやってくけど、
いろいろやってくのは俺自身。
なので
今までと変わらず俺らしくやっていきたいと思います。
みなさん。
これからもよろしくお願いします。
あ、ひとつだけ、おかあにお願い。
俺がアホやってるのは
親に見られると恥ずかしいものがあるから
見んといてね（笑）