今回は、わたしの子どもの病気についてです。
わたしの子どもは中学生で1型糖尿病を発症しました。
その2年後にわたしがバセドウ病を発症。どちらも自己免疫疾患なので遺伝なのかと思い申し訳なく思いました。
さて、子どもが発症し、入院。その後3週間程度で退院したわけですが、入院中は医師、看護師、薬剤師のみなさんに本当によくしていただきました。みなさんに「この病気は誰にでも発症する可能性があるので、くれぐれも責任を感じられないように。」とおっしゃっていただきました。
その後、無事に退院し、保険の請求をする際に外交員さんから信じられない一言が発せられました。
そもそも子どもはスポーツをやっていて怪我が多く、わたしの父が怪我をした時のためにと生命保険に加入していました。
外交員さんは、もともと知り合いだったようなんですが、かなりの頻度でもっといい保険に・・・と持ち掛けてこられるので、わたしは好きになれませんでした。
ところが、子どもが1型糖尿病で入院したと伝えると、とても心配していただいてるようなんです。
基本的に電話で話すんですが、そのたびに「気を付けてあげてくださいね。」と何度も言っていただけるんです。
こちらとしてもありがたく思い、何度も感謝の言葉を伝えました。
3度目の電話だったでしょうか、また「気を付けてあげてくださいね。」と言われました。
続けて「糖尿病は成人病ですから。」と。
その時気づきました。この人は親のわたしたちの健康管理が悪くて子どもが発症したと思っていることに。
今まで多くの方にやさしい声をかけられました。「誰も悪くないんだよ。」と。
仮にも外交員さんは様々な病気の知識があってもおかしくない人だと思います。
その人からこんなことを言われるなんて!
わたしの父には申し訳なかったのですが、その人とまともに話す気にはなれなかったので、保険のほうは担当者を変えてもらいました。
そして今、子どもは元気にがんばっています。