北陸特急の代名詞となったサンダーバードですが、その基礎となったのは「スーパー雷鳥」であったと思います。

 1986年、特急「雷鳥」でおなじみだった485系を改造し、塗装も一新した車両でしたが、当時、国鉄を引きづっていた私には国鉄伝統のカラーをなんていうことをするねんJRは・・・と思っていましたが、この列車、そんなものをも覆す列車でした。富山方先頭車にパノラマグリーン車と2両目の半室までがグリーン車、そしてあとの半室がラウンジでした。このラウンジ車の種車は、「和風車だんらん」やったんですね。そして、とにかく速かった。大阪~金沢間、最速で2時間39分。現在の最速サンダーバードが2時間31分、これ国内でもトップレベルの表定速度ですので、約30年前当時、かなり速い列車だということがわかります。あと、1往復が神戸駅発着やったのも、興味深いですね。

当時、何度か、北陸特急を利用することがありましたが、最初、あれだけ伝統の国鉄カラーを乱した列車だと毛嫌いしていた私ですが、選んで時間を合わせて、スーパー雷鳥に乗っていました。今から思うと神戸発にも乗っておきたかったと思います。

 また、スーパー雷鳥には3両の付属編成もあり、この特徴的な顔クモハ485-200が出現しました。この3両は金沢で切り離し、七尾線に入り和倉温泉まで運転されたりしていました。

 その後、1992年に雷鳥85・90号として681系試作編成が運用に入り、1995年、681系量産車がデビューし、「スーパー雷鳥(サンダーバード)」として運転されるようになり、2001年には683系の増備で、ついに「スーパー雷鳥」は廃止となりました。

 考えてみると、よくもまあ国鉄時代の485系の足まわりで、681・683系と互角に走りあっていたものですね。485系は、やっぱり偉大ですね。

 

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