一年だって十年だって

 

一日、一日の集積体なのだから


まずは今日という一日と真剣に向き合いながら


懸命に取り組まなければ


明日すら望めない


恐ろしくなるほど


そんな事実が、現実が僕たちの前に立ちはだかっているから


それが試練のような壁に感じようが


日課のような課題に感じられようが


そうしたことを抜きにして


真摯に今日一日を生きていく必要かある


確かに心で味わうように


時には全身で浴びるように感じながら


人生を歩み続けていくしかない


私は思う


人生って


本当に


時に

嫌になるほど


時に

素晴らしく感じられるほど


濃密で、濃厚だ