現状の環境が充実し、気力が溢れてくると

見たくなる映画がある。


ジムキャリー主演 1998年の傑作 「トゥルーマン・ショー」

である。


何不自由なく、平凡で幸せな毎日を送っている主人公。

海で死んだはずの父が20年ぶりに目の前に突然あらわれたのを

気に、周囲の不自然さに気づきはじめる。

(ここから先はネタバレ注意です)


突然、コマーシャルのように商品の説明を始める妻。

エレベータの中でくつろぐ人々。

同じ道をグルグル廻っている車や人々。


主人公は生まれたときから、寝ているとこまで

全世界にその行動をオンエアーされていて、

住んでいる町自体が巨大なスタジオだったのです。


ラストのシーンは、番組プロデューサーの

人工的に発生させた嵐や巨大な津波にも

負けず、海の向こう側をひたすら目指し

瀕死の思いで、海の向こう(スタジオの壁)にぶつかる。


スタジオの世界で生き続ければ

一生の安泰が保証されるが

海の向こう(スタジオの壁)を越えると

何の保証もなく、自分を支える人もいない。


そんな状況の中、とびっきりの笑顔を見せて

スタジオの扉を開け、奥に消えてく

ジムキャリー(トゥルーマン)を見ると

カープンプンっと奮い立つ。



昨年の末から今年の夏までは

ほんっと予期せぬ苦難の連続だった。。。

なんとかかんとか上向きになり

いい感じで来年を迎えれそうである。

ただ、現状に満足せず、

更なる成長をイメージし具現化するため

のこり1ヵ月半となった今年を過ごしたいと思う。