トルシエの名言集

フィリップトルシエほど、サッカー日本代表に最適な監督はいなかっただろう。
日本人の個人能力は世界に比べると劣る。
だからこそ組織で攻めなければいけない。

彼の選手選考には疑問も多かったが結果も残し、選手は常に緊張感があった。
背番号10でプレーしていてアディダスの広告塔にもなっていた中村俊輔を
ベンチで髪を弄っていた点で協調性に劣っていると気づき
スポンサーの圧力も一切関係なく外した。
変わりにベテランの秋田・中山を選出。
まさにサプライズであった。

結果、選手が一丸となって予選リーグを突破することができた。
あのころはファンも選手も全てが一体感があるように思えた。

うまい選手を選ぶだけなら、私でなくてもできる。
ジャーナリストでも、ファンでも、町の誰かでもできる。


結果の残したトルシエの名言により、
「なんでアイツを選ばないんだ!」とは簡単に言えないだろう。
だが、岡田監督がこのセリフをいっても重みはない。

日本のように個人で太刀打ちできないならば
チームプレーに徹するしかないとトルシエも見抜いたのであろう。

余談ではあるが、陸上でも短距離で日本人の選手は歯が立たないが
リレーというチームプレーになれば、結果を残すことが出来た。
チームスポーツはまさに日本の生きる道といえよう。


2002年のワールドカップでサッカー日本代表の監督はフィリップトルシエであった。
彼は広告塔にもなっている中村俊輔を外したのだ。
その理由を
ナカムラがいるとベンチが暗くなるから」とした。

信じられないとマスコミは伝えたが、
皮肉にも2006年、2010年となるにつれ、
トルシエは偉大な監督であったと実感することとなった。

ストイックなプレーは魅力的だが
個人のことしか考えないプレーは回りに影響してしまう。
チームには一体感が必要なのだ。
弱いチームには尚のこと。である。

だが、2010年の本人出場の最後のワールドカップでは彼は違った。
ベンチとしてベテランとして積極的にチームを盛り上げ
確執が噂されている本田ともデンマーク戦のハーフタイムには手を差し伸べた。

本人は苦しかったと思うが
エースとして君臨し続けることよりもベンチからでも学ぶことも多いであろう。
今後サッカーに関わっていく際にはこの経験を生かしてもらいたい。


2002年のサッカー日本代表選手の髪型を見てもらいたい。
金髪の中田に始まり、戸田は赤くモヒカンスタイルにし、チームのほぼ全員が髪の毛を染めている。
そういう時代もあったのだ。

それがオシャレの為だけかと言われれば、答えはNOだ。
ワールドカップで活躍すれば注目は間違いないからだ。
目立つために染めている。

しかし、中村俊輔は変わらない髪形で愛嬌が持てる。
ファッションにもそんなに興味がないようだ。
サッカーをしているときはそれで十分である。

だが、一歩外に出ればそれは違う。

ジャージ姿でパリの街を歩こうとした中村にトルシエにこのような名言を残した。
お前はパリの街をなめてるのか!?