学校に行けない

そんな少女に会った

どうしてそれがそんなに悩みなのか聞いてみたくなった。

少女の目は悲しそうに沈んでいた。

もっと心の中にある自分の想いを出しても良いのに感情を押し殺しているのを見ると心が痛んだ。

いろんな話を聞いているうちに気づいた事があった。

【ねぇ、もしかしてお父さんにもお母さんにもワガママ言わないんじゃないの?】

そのまま直球で言葉を発信して少女の表情を固まらせてしまった。

もっと笑ったり、怒ったり、大声出したりしても良い年頃なのに。

年齢の割に大人の考えを持っている。
そして家族のことを考えてる。

【泣いても良いんだよ】
そう言ってあげたかった。

ずっとずっと泣くことを我慢して来たんだろうな。
笑顔でいっぱい話してくれる。
こんなに優しくて親思いで自分の想いよりも家族を優先してる。

あなたのおかげで家族はうまく行ってる。

だけど

もう自由になって良いんだよ。

少女にとっての自由は窮屈らしい。

【Why ?】

一緒に自由の定義を調べて読んでみた。


【 自由の概念は 】

他者の意志ではなく、自分の意志に従って行動すること。日本では往生楽土、楽市・楽座の語に見られるように、「楽」を「自由」という意味で使う用法があった。

自由とは楽に生きたら良いと言うことね。

少女に【青年経営者4人の成功のヒケツ】の話をしてみた。

海外の大学からの友人4人は気が合ってしかも大成功している。

その4人が特別飛び抜けて成功しているのは何かあるかもしれないと、それぞれ探偵を雇って何年も前から自分のことを調べさせた。

それぞれ探偵資料を持ち寄って旅行がてら集まって何かしらの共通点があるはずだと探偵資料を見せ合った。

そして

たったひとつの共通点があった。

それは

だれでも出来ることだった。

けれど

継続している人は少ない。

それでも彼らは

生徒の時から、いや、もっと幼い頃から習慣化しているのかもしれない。

【何だと思う?】

少女は首を傾けたり、斜め上を見つめたりと、しばらく考えていた。

【知りたい?】

知りたいことを分かってて聞いてみた。

首を縦に振って『うん』と答えた。

【実はね】

ここで間を空けて、興味を更に惹かせた。

【トイレ掃除なの】

少女は目をまん丸くして驚いていた。

そしてトイレ掃除で変化した人、うまく行ってる人、芸能人でもやっている人の事も交えて話をした。

少女は人の役に立つ事がしたいと言い、家族に貢献する意味も含めて【トイレ掃除】をやって行くと言っていた。

トイレ掃除の毎日の継続は人の役に立っていると言う充足感が心を変化させるのだと思う。

もちろんそれ以上の見えない福産物もきっと少女を大きく変化させるだろう。

少女は未来ビジョンを創造して笑顔で帰って行った。とても良い笑顔だった。