今日3月19日は、
2つ歳上の姉の誕生日。
生きていたなら
50歳のバースデーでした🌸✨
今日は姉のことと、
姉の誕生日を前に見つけた私のことを
書きました。
やっと「書きたいな」
と思えるようになりました。
----------
おしゃれ。
北欧。
暮らしの道具。
ベリーショートヘア。
おもてなしが大好き。
こだわりの食器や家具。
時に腹が立つくらいな気遣いの人。
私は本当に人とのご縁に
恵まれているのですが、
2歳年上のこの姉はその最たる存在で、
私の一番の親友でもありました💕
大学時代は二人で下宿生活をして、
誰よりも恋バナして
誰よりもカラオケに行って
夜通し歌って語って、
誰よりもカフェや雑貨屋さん巡りをして、
2人だけの苦しい秘密も共有して、
誰よりも私が素でいられた存在でした。
よく、
「双子が間違って別々生まれちゃったね」
と笑い合っていた位😊
----------
そんな姉が、
末期の膵臓癌で
突然余命3ヶ月だと宣告されたのは、
今から3年前の2020年2月末。
ちょうど最初のコロナ休校が
始まった頃のことでした。
当日姉は46歳。
高齢出産だったので、
一人息子はまだ年中さんでした。
「何とか夏を超えましょう」
から始まった闘病生活は、
けど奇跡的に、
一刻は末期の膵臓癌だと忘れたくなる位に
元気な姿も見せてくれました。
「卒園式に出よう」
「入学式に出よう!」
「ランドセル姿を!」
「運動会に!」
「旅行にいこう♪」
「2年生になる姿を!」
そうやって一つ一つ時を重ねて、
日に日に魂を澄ませて、
周りに生きる力がつくのを待ったように、
2年半のがんばりを経て
2022年8月に旅立ちました。
----------
姉が告知された時、
私、神さまなんていないと思いました。
いない神様を憎む代わりに、
自分を憎みました。
「これからの自分の全てを姉の為に使う」
って心に決めました。
けど同時進行で、
息子の状況や夫との関係は
加速度を増して悪化。
思うようにいかない毎日。
そんな中で、
私は起業という
未知の世界と出会いました。
姉のことばかりを考えていられない位に、
無我夢中で、
寝食も忘れて、
心を病むくらいのめり込みました。
病んでいく自分を変えたくて、
千野チカさんに出会えたことは、
見えない力の奇跡だと
今でも思います。
私が自分を好きになって、
自分を許す力を手に入れるのを
待ってくれたみたいに、
姉は旅立ちました。
そのまま、
大切で大好きな
「わたし開花カレッジ」を継ぐ
という目標を見つけて、
新しい世界にワクワクしながら
嬉しい変化を味わってきました。
別れからのこの半年、
「私は順を追って乗り越えてきた」
と思っていました。
----------
けれどこの1週間、
「描いた未来に心が動いていない私に蓋をしていた自分」に気がついたんです。
動きたくたくない。
どうしてかな?
何度も自分と会話をして、
色んな人とお話しする機会を経て、
ストンと入って来たのは、
「ステージが変わった」
ということでした。
----------
この3年間、
「起業を目指す無我夢中な私」
でいたおかげで、
私はやっと正気を保っていられたんだ
ということに気付いたんです。
けれど、
その段階を過ぎることが
できたみたいです🌸
「起業を目指す私」という鎧を手放しても、
もう正気を失ったりしないで、
どんな感情も受け入れて、
味わってあげられる。
次に進むタイミングなんだな🌈
今はそんな風に思っています。
----------
じゃあ、
これからどうしようか?
次のステージって何だろう?
起業する?
しない?
どっちでもいいんだよね。
どっちかかも知れないし、
どっちでもないかも知れないし。
何でも、いいんだよね。
そんなこんなな、
ありのままの私を
今はじっくりと、
けど軽やかに味わってあげたい。
これが今の私の現在地です😊
姉と、
それから全ての巡り合わせに
感謝しかない今を、
綴ってみました。
読んで頂いて
本当にありがとうございました。
そして直子へ。
Happy Birthday 🌸✨
またお茶できるのを楽しみにしてるね!