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とある保健師の足跡

~カウンセラーを目指して~

これまで勉強した中で一番こころに響いたフレーズ。

それは、パールズの『ゲシュタルトの祈り』

パールズはベルリン出身なので、原文はドイツ語。
なので、さまざまな和訳がちまたに出回っているが、訳者の価値観でその表現は大きく異なっているように感じます。

そこで、私が一番しっくりと来ている訳文を今日はブログに残しておきたいと思います。

<< ゲシュタルトの 祈り>>

  われはわが事をなさん
  汝は汝のことをなせ

  わが生くるは、汝の期待にそわんがために非ず
  汝もまた、われの期待にそわんとて生くるに非ず

  汝は汝、われはわれなり

  されど、われわれの心

  たまたまふれあうことあらば、それに越したことなし
  もし心通わざれば、それもせんかたなし


ただし、私はこうもきれいに割り切り事はできない。。。

心のふれあい…私は、『互いが求め合い、理解し合い、さらに尽くし合って初めて生まれるもの』だと考えています。出会いを偶然ととらえるか、創り出すものととらえるかの違いかな?

心通わざるとき…それを仕方ないと割り切ってしまうのか、心通うまで誠意をもって接するのか。。。それもさまざまな意見があるんでしょうね。