【 陽 だ ま り 通 信 】 -2ページ目

【 陽 だ ま り 通 信 】

大腸がん ゆるゆる闘病中アラカンの、恥ずかしい日常を描いています。
お暇な時の、ちょっとした楽しみになれたら幸いです。

女の本音 on X: "カップルの在り方なんだって https://t.co/MnAwrqHdfN" / X

 

『お互いに合わせないと噛み合わないものなのよ』

(妥協や折り合いをお互いに知らないと長続きしないわよ❤)

 

 

【お米の件】

※長文注意報発令中

 

1月の終わり頃、スーパーに買い物へ。

すると、またもコメがない。

「2月からまたコメの値段が上がる」という噂は聞いていたが、そのせいかな?

別の日、他のスーパーへ。今度は普通にある。どっちなんだろ?

2月になり、それらと違うスーパーへ(何ヵ所行ってんだw)。ぎょ、やっぱ上がってるじゃん。

 

ここに来て、政府が備蓄米を出すとの発表。今まで出さなかったのは、なんでも、「よほどの米不足でもない限り備蓄米は出さないから」なのだと言う。まあ、そうか。

でも、その備蓄米を出すということは、コメってやっぱ不足してんの?昨年も例年通りに獲れたはずだよね?

 

実は、前からコメ価格が上がった原因をちょこちょこ調べていたんだけど、はっきりとは分からない。

一応、下のことが言われているので、ご参考になればと思い記しておきます。

 

 

なのだけど、野菜も一部高いので、まずそれから。

下は、トマト高値の理由と、対処法として、ひとまず…。

(ごめんなさい、メルカリ確認してないです)

 

 

キャベツについても天候不順が原因だとか。12月の天気続き(少雨)とかね。

もっとも、ここに来て幾分落ち着いてきつつある感じがする。

 

 

で、お米。

米価が上がっている原因については巷間いくつかのことが言われていまして、主立ったものは、

 

①農協系金融機関が投資で巨額の損失を出し、その穴埋めのため農協が中抜きをしている

②農家さんが減っているので米の収穫量も減っている

③インバウンドで外国人が米を食いつくしている笑

④昨年大阪で一部米の先物取引が始まったので、価格が吊り上がった

⑤昨年のコメ不足の前後から何を見越してか、それまで聞いたことのない業者が農家さんへ買い付けに来て、コメを買い占めたらしい

 

といったところ。番外編?として海外には日本のコメが安く大量に出回っているという報告も多数見受けられる。

実は上に挙げた事項は、全て事実っちゃあ事実であるらしい。ということは、悪い条件が多数重なった結果が今の高値ということか?

 

では、ない。と思う。

①の損失は1.5兆円と確かに巨額だが、この記事にあるように農林中央金庫内で処理できる案件であるらしい。②は、ある意味深刻だが(昨年の離農件数は過去最高だという)、昨年の新米の穫れ高は平年並みということを考えると、今回の米価高騰とは直接関係がなさそうだ。③のインバウンドによるコメ需要増は全体の1%程度で、米価を吊り上げるような量ではない。

と、いうことで、

 

怪しいのは④と、特に⑤だ。

④は、大阪の堂島取引所というところが、2011年だったかな?かなりうろ覚えだが、以前一度試験的に、コメの一部の先物取引をしたらしい。が、その時は盛り上がらず、すぐにぽしゃった。それが昨年、今度は本格的に(コメの一部らしいのだが)先物取引復活させると、今度はあっという間にストップ高になってしまった。価格は1俵60㌔で2万1千円オーバー。10㌔で3300円を超えた。ちなみに今の取引価格を見ようとしたが、2ヵ所見たネットのサイトには表示されておらず不明である(理由は分からない)。

 

農林水産省のホームページによると、昨年9月の令和6年産米の全銘柄平均取引価格は、玄米で2万2700円(1俵)。10㌔で3783円ほどだ。令和5年産のコメが1万5000円ほど(10㌔2500円強)だったことを考えると、えらい高くなっておる。

※(参考までに、玄米10㌔を精米すると、白米として9㌔になる)

そしてこれは、先物取引の価格と かなり近似値である。

昨年夏場の、突発的な(多分)事故的コメ不足と、それによる価格高騰。それを見た買い付け業者が、「安定供給を図るため」ということで、農家さんから少し価格を上乗せして買いあさった。失礼、活発に買い取った。買い付け業者とは、農協、商社、買い付けもする卸業者、であるらしい。

再びコメ不足で消費者に迷惑をかけるのはまずいと思い、安定供給しなくちゃと やった結果、そこに競争が起きたため、価格が上がり、だけど安定供給をするためなので、おかげでコメの値段が上がった。というのが一般的な説明だが、

違うだろう!?

 

下に、とある動画のコメント欄にあったものを引用しておくが、それによるとすでに昨年の7月には業者が蠢いている。ただ、この買い付け業者が何者かまでは分からない。それは分からないが、以上を繋げると、何となく見えてくる気がしますよね?つまり、

 

まず参考までに挙げておくと、日本人一人当たりの年間コメ消費量は55㌔だそうである。ここで単純計算ながら、

・昨年半ばまでの店頭価格を10㌔3500円で計算すると

3500×5.5×(日本の人口)1億2千万=2兆3100億円

それを、今年1月の10㌔6000円で計算すると

・6000×5.5×1億2千万=3兆9600億円

差し引き1兆6500億円の売り上げ増であります。

もちろん仕入れする仲介業者たちに丸々この金額が入るわけではありませんが、

卸値ー仕入れ値

であっても相当な爆益市場になるでしょうね。価格を吊り上げるだけだから濡れ手に粟で大儲けできまする。

 

食料品を始め、物価が高騰する昨今。しかしコメの価格は、農家さんの多大なる犠牲の元、考えてみればかなり値段が安いままだった。だったが、物価が上がっているところにきて、昨年6月頃にはコメの在庫が少なくなっているのが分かっていた。さらに、すでにコメの一部先物取引が始まっており、そこでの先物価格も分かっているので、その価格を目安に、業者がコメ価格が上げられると見込んだことは想像の範囲と言えるよね?物価が上がっているのだから、コメの値段も上がったところで「自然じゃね?笑」といったところか。

モノの価格は一般に、需要>供給で上がり、需要<供給で下がるのは常識だ。倉庫に米を貯めて流通させなければ供給不足になるので、コメはますます高くできる。したがって、今のコメ価格高騰は、買い付けた業者のところのどこか倉庫に(コメは)眠っているからと考えるのが筋だよね?

 

 

 

 

 

上述したコメントがあった動画が、これ👇

コメ欄のコメントは、下の『』内。

 

『米農家ですが、昨年7月末に業者が米の買い付けに来て当時30㌔6000円程度だった米を7500円で買って行きました。 地元の人たちからすると高く売れたので喜んでましたが、一か月後にスーパーで30㌔15000円となっていました。 仲買業者は知っていたように思いますそして仕掛けている連中がいそうです。 今年は周囲の農家にも米がほとんど残っていません、さらに米の先物市場が出来ているので不気味です・・・。 但し・・・農家からすると、30㌔12000円ぐらいないと安定経営はできません。 今まで、国民もあまりにも食べることそして政治に無関心過ぎましたね。』

 

 

「今まで、国民もあまりにも食べることそして政治に無関心過ぎましたね。」だってさ魂が抜ける

返す言葉なし、かな。

 

でさ。

備蓄米が十分に出回ればだけど、ひとまずコメ価格はある程度落ち着くかもしれない。

でも、コメ農家さんの平均年齢は65歳ほどだという。あと10年もしないで70歳代になりかねないのではないかな?

繰り返すが、すでに昨年のコメ農家さんの廃業件数は史上最多だったとも聞く。

上述した「米価が上がっている原因については巷間いくつかのことが言われていまして、主立ったものは」の③に書いたように、今後コメの収穫量は、事実上の減反政策も相まって、減り続けることが危惧されている。なので、今後コメは、以前の安価には戻らないのじゃないかな?だけでなく、足りないことが常態化しかねない。

 

どこかの業者がコメを隠して、値段を吊り上げるのが何しろ癪だ。そんなやつに同じ金を払うなら、経営的に苦しいコメ農家さんに直接払ったほうがいいなと思う。

 

ということで、ボクは今の危機的生活基盤が整ったら、コメを始め一部野菜なども、農家さんからの直接購入を考え始めている。

 

※(今回の記事は完成までに2週間ほどかかってしまった。遅すぎだよね?笑い泣き

 

 

     しっぽフリフリ