分からないのも分かるんだけれど、こっちも困る | 越谷の整体院【 陽 だ ま り 通 信 】

越谷の整体院【 陽 だ ま り 通 信 】

副題:【整体師のぼやき】

ものぐさな私が、ブログを始めてしまいました。
主として当院患者さんのためにですが、迷い込んでしまった方も歓迎です。
お暇な時の、ちょっとした楽しみになれたら幸いです。

 

【分からないのも分かるんだけれど、こっちも困る】

 

※長文注意

 

 
本格的に春めいてきました。燐家の枝垂れ梅がきれいに咲いていて、桜の開花も早まりそうだとか。
 
 
 
さて、シリーズ「ババトレ」の途中ですが、今回ちょっと臨時で他の記事を挟みます。
 
いえ、今回「も」が正解なことはよくわかっています(;^ω^)。が、ホントに今回は ちと戸惑ってしまっていますので、そうさせてください。ババトレの続編記事は書きかけていますので、(進みませんが・汗)近日中に。
 
 
一昨年、誰にも気にされず(笑)「肩甲骨はがし」の記事をアップしました。そしてそのまま2年近く、
 
やはり誰にも気にされませんでした笑い泣き
 
が、先日電話が鳴りまして。
 
なんでも、「ブログ読みました。ついては肩甲骨はがしをやってくれ」なのだそうです。
 
はい~?えー? 何でやんなくちゃいけないの?ぶー 
だってお前、肩甲骨はがしをやってる記事をアップしたんだろ、だからやってよ。てか?
それ、ちゃうやろ。
      ↑
以上、心のつぶやきですが、まあ、似たような対応をすることになりました。
ウチはマッサージ院ではないこと、ゆえに肩甲骨はがしのみをやっていない事、などを伝えましたら「じゃあ、どういうことをやるのか?」とお尋ねなので、「それこそブログ読んでくださいね、書いてありますので」と言ってしまいました。
 
先方さんには かなり気分の悪い対応になったと思いますが、4千円も5千円も払うのですよ?も少しきちんと見て、熟考してからお電話くださいまし。俺ならそうするね。
 
もう2度とウチになど関心を持つまい。そう思い油断していたところ。
 
つい先日、また電話。曰く「ブログを見た。肩甲骨の辺りが凝るので予約を入れたい」のだそうです。こないだの人かな?
今回は「周辺が凝るから予約入れたい」ですので、喜んでお受けしました。
 
なのに実際来てみたところ結局、
 
肩甲骨はがし希望(;^ω^)。ちょっとぉ。
 
一応やりましたが、率直に言って肩甲骨癒着の状態は、軽度。初回に必要な深さまで、すぐに解けて(ほどけて)しまいました。
 
それよりも(肩甲骨周辺のコリと電話では言っていたが、普通に肩コリなので)胸椎1.2番、頸棘筋、肩甲挙筋、後頭下筋群の緊張が問題。肩のコリは、肩甲骨癒着ではなくそっちの問題ネ。
 
と、告げましたら微妙な感じで「承服いかない」といったお顔をされていました。微妙でしたが、ワタクシそういうのに、お陰様でwすっかり敏感になってしまい、きちんと正しく読めるようになってしまっております。
 
もちろん次回予約の話しは これっぽっちも出ないままにお帰りになり、間際ワタクシ満面の笑顔でお送りしました。慣れてますので。どうせもう来ないんでしょ、と心の中でつぶやき(笑)。
 
※先の電話の人と、この方が同じなのかどうかは不明
 
 
 
皆さま、もしかして、腹痛を起こしたら勝手にご自分で判断されて、「これは癌に違いない」と自信たっぷりに思い込み、病院で医師に自ら進んで「手術と抗癌剤をお願いします」とでもおっしゃるのでしょうか?いえ、まあ心配するところまではあり得るとして、まずは「調べてくれ」ですよね?あるいは接骨院で「その腹痛は癌だと思います」と言われ、だからと言って同じことをお医者様におっしゃいますのかな?
 
言わないよね?
 
それでお医者様が「胃炎ですね」と検査した結果診断し、その頓服を服用して少し楽になったら、承服いかないと思っちゃうのかな?
 
もっとも以前、全身の痛みに悩み、脳神経外科に行ってMRIを撮った結果、お医者様に「これは脳挫傷だ」と言われ、「それは違うと思う」と感想して後にウチに来た方がいらっしゃいましたが、まあ、そうした冗談みたいな話しを例外とすれば、通常、プロである医師の診断を受け入れますよね?
 
なのに、いくら接骨院で「肩甲骨の動きが悪い」と言われたからといって、ヘーキで肩甲骨はがしをウチに求めるんだよね。似たような業種だというのは分かるんだけど、私の見立てが不満なら、どうしてその接骨院のセンセーに肩甲骨はがしをしてもらわないのかな?それとも肩甲骨が悪いと言っておきながら、肩甲骨はがし一つできないのかな?そんなヘタクソ(笑)のイカレ判断(笑)に、にゃぜにおいらが従わなくちゃいけないの?
 
おふざけなのかしら?(笑)
 
 
 
いえいえ、そりゃ私は無資格医学的シロートの整体師風情に過ぎませんよ。お医者様を引き合いに出すのは不届き者と言われそうでもありますよ。それでも件のブログ記事には はっきりと「肩甲骨はがしだけじゃ(肩コリは)治らない」と記述してあります。「他もいろいろ診ないとダメですよ」みたいな記述も併せてね。また、テーマ欄が多いほうなので見つけにくいかもですが、肩凝りの症例他も載せております。なのに、肩甲骨はがしの記事だけ見て、しかも内容もよく分からないままに連絡よこすのは、どうかと…。
 
当欄 最近特にマッサージについての記述が多いですが、相変わらず世の人々は整体と言えばマッサージとしか理解してくれません。あとはせいぜい骨盤矯正くらいかな?
 
手技療法、なかんずく「矯正」なんて正規医療にもマスコミ関係にも歴史的に“そっぽ”を向かれっぱなしなので、また、書籍や雑誌の記事等にもきちんとしたまともな説明のあるものはごく少数ですから一般に知られていないので、無理ない部分もありますから皆様ご存知ないのも分かるんだけど、
 
それでも知る機会にあっても知ろうともしない、あるいは実際に来院しているのに聞く耳すら持たないのでは、こちらも困るのです。
 
そこであらためて申し上げます。
 
あのね。
 
世の中には「骨格矯正」というものがあるのね。
 
腰痛をはじめ、治らない慢性痛(等)を治すには実に多くのケースで、この骨格矯正は必要になるの。
 
骨格矯正といっても関節への加療なの。
 
関節に動きをつけるのが矯正なの。
 
関節に動きをつけて“関節痛”を治すのが骨格矯正なの。
 
神経をなんちゃらとか、その他もあるんだけど、主にね。それから、
 
ボキボキしないでも矯正はできるものなのね。オステオパシーだけでもボキボキやらない矯正法は私の知っている限りでも5種類。
 
肩コリでさえ、かなりのケースに関節痛が関わっているのです。さらに、
 
骨盤なんてたかだか3箇所の関節しかないのに大仰な宣伝に騙されない事ですよ。(仙骨は別)
 
さらにさらに接骨院どころか、病院でさえも原因不明だったり治せない痛みは、この関節痛への理解が浅くて、その結果当然治し方を知らないから。
 
そこに着目できているのはオステオパシーかカイロプラクティックか、そのあたりの流れを汲む矯正をする整体のみです。(一部例外あり)
 
なので、本来整体とマッサージとは別物なんです。
 
それから。
 
筋肉はマッサージでなくとも緩められるのね。
 
むしろマッサージだと緩められないケースも多いの。
 
まして薬剤で緩めることは、おそらくできません。(筋弛緩剤はまたちょっと別の目的ですからね)
 
そんなワケで治らないのにいつまでも飽きもせず何年も何年も、もんでもらう、痛み止めを飲む、なんてことになってるんでしょ?そろそろ気づきましょうね。
 
 
 
わかりましたか?
 
 
 
ごめん、今日は ちと機嫌悪いみたい。うんざりしているというか。イラッ
 
 
 
          しっぽフリフリ