こんばんは!セラピストの悠乃ジュンコです。
先日、娘が「なんか頭がだるい、重い・・・」と訴えてきたので、早速タッピングをしてみました。
(うちでは、身体的症状が出ているときも、一度はタッピングを行ってみます。)
「実力テスト前だったので、勉強するのがだるいのかも・・・」
そんな感じでしたので、それをテーマにタッピングを始めたのでした。
1年生のときは部活ばかりを意識して、勉強は直前しかしていませんでした。2年生になって、中間や期末テストが難しくなってきて、普段からやるようになってもなかなかテストに対応するのが難しくなってきていたのです。
最初は、「テストいやだ、今は勉強したくない、頑張ったのにうまくいかなかった・・・」などと、ネガティブなフレーズを言いながら、タッピングを行いました。
そのあと、「だんだん気分が落ち着いてきた、本当は少しずつ実力は上がってきている・・・」などポジティブなフレーズを言いながらタッピングしていきました。
同じテーマでもう一度、ネガティブとポジティブフレーズを少しずつ変えながらタッピングを行いました。
「うーーん、まだ心の奥底ですっきりしないな・・・・・・・あ!きっと部活のことだ・・・・」
つい先日、同じ学年の生徒だけ呼ばれ、「他の学年と比べて、積極性が足りない。おとなしい。意見をもっと言えるようにならなければダメ・・・」などと、強めの注意を受けていたようで、それが引っかかっていたようでした。
「自分のような子にもいいところがあるだろうに、それを受け入れてもらえず、自分を変えなきゃいけないって言われたような気がした・・・・」と言って、少し泣きました。
今度はそれをテーマにタッピングを行いました。するとスッキリしたのか、
「よく考えたら、そう言われても、その言葉をそれほど重大に受けとめて、自分の心に入れなければいいよね。」と話しました。
それが彼女の気づきでした。そのあとはスッキリして、すぐに勉強を始めました。最初のだるい、重い感じはなくなっていました。
これは、わずか15分くらいの間に行った処置です。
ここでよく言われることが、「そんなことを言われたくらいで、気にしない!」といったことです。
このようなことを言われたくらいで気にならなくなれるなら、最初から言われても気にならないはずです。
もともと自己肯定感の高い人、本音で生きている人、言いたいことが普段から言えている人は大丈夫だと思います。
ですが、それが完全にうまくできない人はそういうわけにいかず、いつの間にかストレスを溜めてしまいます。
これを解放して、スッキリさせるのが、タッピングのような療法の役目なんです。びっくりするくらい効果を感じ、しかも早いです。