こんにちは!セラピストの悠乃ジュンコです。
 
先日、不登校の子を持つ保護者の方の茶話会に行きました。
 
聞いていると心理的なつまづきがあって、でも自信を持つきっかけがあれば社会に出られるんじゃないかと思える子の話が多かったです。
 
実は、今大学生の長男は、アスペルガー症候群と診断されています。
 
小さい時から、自分の世界に入り込んでしまって、人の話が入ってきにくいところがありました。指示も入りづらいところがあります。苦手な教科はありましたが、普通くらいには勉強ができたので、そのまま普通級に通いました。
 
中学受験をしましたが、うまくいきませんでした。本人が一番落ち込んだその時に、
 
「大学に入るまで、ずっと受験生みたいなものだ」と主人は言い、主人と長男はつかみ合いのけんかに。家の中がかなりストレスフルな状態に。
 
そのあたりからおそらく潜在的に受験うつのようなものを抱えてしまったように思います。
 
中学は普通に学校に通えました。しかし、高校3年になると、統合失調症のような症状が出て、学校に行きたくない・・・というより、行かせられる状態ではありませんでした。
 
夜中に突然起きてきて、「死んでやる!」といって外に出ていくのを、私がパジャマのまま、二人分の上着をつかんで、車に本人を乗せ、海辺のほうに連れて行って気分転換させたこともあります。
 
一日のうちに気の休まる時はありませんでした。
 
本当にいま、よくあの時期を耐えられた・・・・そう思います。家から逃げ出したいとも思いました。
 
「私の人生、早く終わらないかな・・・・」と思っていました。消極的な自殺ですね。
 
娘は、あの時のことを「いつ危険な目に合うかわからない、戦国時代のようだった。」と最近話してくれました。
 
私自身もうつのようになりながら、少しずつ何がいけなかったのかを考え、試行錯誤しながら出会ったのは、フラワーエッセンスです。そこで、徹底的に感情解放の大切さを知りました。
 
エッセンスの先生には、まず自分の両親との関係を見なさいと言われましたが、一番最初に出てきた感情は、主人に対するものでした。
 
この時に、主人と大喧嘩をしながら、まず自分の気持ちを我慢せず、怖がらずに主人に話すということができるようになってきました。
 
すると、言いたいことが言えて、こちらの気持ちがすっきりすると、主人との関係も改善できました。最初とっても勇気がいりました。
 
周りに起こるできごとは、自分自身の意識や想い、感情などが大きく影響している・・・と強く感じたできごとでした。

いつの間にか私が言いたいことも言えず、感情をすごく押さえていたり、溜めていたことで、かえって状況を悪くしていたのです。
 

両親との関係も見直すことで、親に対する見方考え方も大きく変わりました。

 
親子で感情を解放させながら、毎日を過ごしました。
 
EFTタッピングに出会い、さらに感情の解放が進み、いろんな方の助けもいただいて、浪人しながらも大学にやっと合格することができました。
 
やっとここまで来ました。
 
アルバイトに行っても、仕事をさっと飲み込んで行うことが苦手で苦労することも多いようです。
 
しかし、何度アルバイトの試験に落ちても、トライし続けるバイタリティが凄いです。
 
純粋なところがあるせいか、近所の小さい子供達と触れ合うのが好きで、すごく子どもに慕われています。
 
私にはできないことが、彼には平気で出来たりして、凄いなと思います。
 
私は、発達障害を抱えたご本人、特にそれを支えているご家族のご苦労を理解することができます。
 
目が見えなかったり、耳が聞こえなかったり、手や足が使えなかったりする障害は目に見えるもので、比較的理解してもらえやすいと思います。
 
発達障害は、目に見えづらいです。特に、普通級に通った彼の苦労はいかばかりかと思います。強い魂です。
 
よかったら、どうか辛い気持ちをまずは吐き出してください。
 
ご家族の問題を一気に引き受けてしまうのは、おうちのお母さんだと思います。
 
少しでも軽くして、背中をあと押しする仕事がしたいです。
 
先日も、幼いころに家族から言葉の虐待を受けた方の相談も受けました。
 
その方は、虐待だと思わず、自分が悪かったんだと信じてこられていました。
 
2回のセッションと、メールや面談でのフォローのあと、気づきがあって、人生が変わってきていると報告をいただきました。
 
大きな変化のあと押しができた気がして、私も嬉しかったです。
 
よかったら、ご連絡ください。