こんにちは!フラワーエッセンスセラピストの悠乃ジュンコです。
『アウト・オン・ア・リム』、『前世療法』、『ザ・シークレット』などの本を翻訳された
山川亜希子さんの本、『宇宙で唯一の自分を大切にする方法』を読みました。
やさしくシンプルな言葉ですが、とても大切なことがつづられていると感じました。
山川さんは、東大卒、外資系企業に勤めるなど、華やかな経歴を持っていらっしゃるのに、
子どもの頃から、
私はいらない子だった、この世に本当は生きていてはいけないのだ。
という想いで子どもの頃から、40歳くらいまで過ごしてきたそうです。
4人きょうだいの上二人女の子で、弟1人、自分は三番目の女の子でした。
古いお家だったので、家族は跡取りが欲しく、男の子が生まれるのを待ち望んでいたそうです。
物心ついてから、ずっと
あなたが生まれた時、だれも喜ばなかったのよ。
女の子だから、こんな子いらないって、おばあちゃまもおじいちゃまもおっしゃったのよ。
と言われて育ったそうです。
なので、人と対するときはいつもびくびくしていたし、自分が大嫌いだったとのこと。
いつも、この人はできる!と思われたくて頑張って生きてきたそうです。
ある時、アメリカに赴任している時に、アメリカ人の友人から
「君はいったい、だれに一番よく思われたいの?」
と問われました。
母かしら、父かしら、友人かしら、夫かしら・・・・・??
「それは君自身なのだよ。
君が自分をよく思っているかどうか、それが一番大切なのだよ。
自分のことは好き?素敵だと思っている?
もし、自分のことを大好きで、自分のことを素晴らしいと思っていら、
この世の中に何も問題はないのだよ」
山川さんは、そこで自分が大嫌いだったことと気づきました。
私はこれを読んで、自分のことを嫌いではないが、
まだ大好きまで行っていない・・・・・ということに気づきました。
山川さんは、
私たちの心の中に、自分のダメなところを隠そう、ダメな自分を人に見られたくない、
という恐れがあると言います。
そうなんですよね、それどころか、自分でも気づかないようにして、
無意識のうちに、なかったことのようにしてしまっていることさえある。
あなたは、自分自身でいることをどこまで許せますか?
スマートじゃない自分、
裕福でない自分、
親を許し切れない自分、
子どもを受け入れきれない自分、
どうしても嫌だと思う友達がまだいる自分、
まだまだ自分を許し切っていない自分、
自分のことがまだ大好きといえない自分、
まだまだ悟りきっていない自分・・・・・・・・・・
いいじゃない、わかっているけど、まだ過渡期なんだよ。
そのまんまで、いいんだよ。今のまんまで。
山川さんは、
自分のダメな部分を抱きしめてあげると、ダメな自分がすっとリラックス。
ダメな自分がホッとして明るくなります。
それが個性となり、魅力になっていく・・・・・と。
自分の中の許せない、これじゃいけないと思っていた感情のある部分が
成仏していく感じなのかな。
人間って、一生かかって自分のことを大好きになっていく旅をしているのかもしれませんね。
自分を大好きになるのがゴールって、素敵なゴールですね