最近、福祉事業所を立ち上げようとされている方達が私のところに来られる。
素晴らしい事に、2福祉事業所が年度内に認定を取られるようだ。
もちろん就労継続A型で・・一ヶ所は「ひだまり工房」と同じ多機能（A型・B型・移行）で。
有難い事に、「最初から高木さんしか知らないから最低賃金を払うのは当然だと考えている。」と言われた。
それでいいと思う。
私も高知にある「ワークスみらい高知」の竹村さんに5年前に出会って福祉事業所を立ち上げられるかも・・・、とその気になった。
余談だがこの竹村さんが7月30日PM８：００からのNＨＫの「ハートネットTV」に出演される。「脱！月給１万３千円」というタイトルで、竹村さんらしい・・・。
でも５年前まで「高木伊菫の母です。」の自己紹介から始まり、障害者を支援していただく企業の方・福祉事業所の方達に「障害者の働く場所が鬼北町にも欲しいです！」と涙を流してお願いしていた、とお話していたら驚かれていた。
あ×うで食事をして来て頂いたらしく「皆が生き生き働きよる。あんなの良いなぁ・・、何か、僕もワクワクしてきた。」と目をキラキラさせて言われる姿に「福祉事業所を作って頂きありがとうございます。よろしくお願いします。」と言わずにはいられない。なぜなら・・・
私一人の力では、又「NPO法人 ひだまり工房」の中で最低賃金を支払える人数には限界がある。
あちらこちらで一人でも多くの障害者が自立できる場所を作って頂けると私も肩の荷が軽くなる。そして障害者があちらこちらで働いている事を『普通』にしていきたい、だから私は皆さんに今でもお願いしているし全力で応援する。私がして頂いたように。
歴史のある福祉事業所のほうが「工賃から給料」への意識改革に苦労されていると安易に察する事が出来る。
私は、どの事業所にもお給料を上げられるサポートができる事ならさせて頂きたいといつも考えている。
だって答えは簡単なのだから・・・
NPO法人 ひだまり工房 代表 高木 真弓