NPO法人の代表として代表らしく解決をしなくてはいけない、日頃お世話になっている学校で起こったことだからと穏便に解決をしないといけない、組織の皆に迷惑がかかってはいけないからと代表として我慢した。
しかし私には無理だった。
学校からの説明は、担当者が一人でいたときのことなので何も分からない。
娘が暴れたことによる自己防衛だからしょうがないでしょうと(大野高等部主事)は笑いながらそう言った。
私は、当事者に聞きたい。
『娘があなたに何をしたのか知りたい。
娘があなたにしたことを私にしてください。
私はあなたが娘にしたことをあなたにさせてもらいたい。
私とあなたとなら対等です。
あなたと娘とは大人と子供、ましてや特別支援学校に通っている生徒と指導員ではありませんか?』
木曜日に事が起き、週明けにはいつもと変わらぬ甲高い声で娘の名を呼ぶ あなたを、私は不快な気持ちで見ていました。
私のこの感情を治まらして欲しくて、福祉事業所の代表として大げさなことにはしたくなくて話し合いを続けていますが・・・
私は福祉事業所の代表である前に、母親でいたい。
こんなことが起こる組織には絶対にしない。
万が一、万が一起こったとしても、私が受けたような処理の仕方はNPO法人ひだまり工房では絶対にしないし、私がさせない。
そんな気持ちを持ち続けている一ヶ月間でした。
代表 高木 真弓