不登校からの高校進学 我が家の場合① の続きです。

 

 

私の気持ちの中に

「このまま進学はムリ」だという思いが少しづつ拡大していきました。

 

本人にも

「ムリでしょう??!」って言い続けていました(笑)

 

行ったり、行かなかったりが続く毎日。

卒業が近づいていきます。

 

 

高校へ進学しても環境が変わる訳ではありません。

 

 

通信制高校で行きたいと思っていた1校の学校。

そこの先生とも、電話でお話る機会がたくさんありました。

 

高校はそのまま進学する予定でしたが、

「何かあったらいつでも連絡をくださいね!」と言ってくださるとても優しい先生でした。

 

 

なかなか思うように、学校へ行くことが出来なかった長女に、

「ムリなんじゃない?!」と言い続ける私。

 

 

長女は、自分が決めたことへ責任を取ろうと必死だったみたいです。

 

そのまま高校進学への気持ちにあきらめもつかない。

 

 

そんなとき。

やっと?!

2月のある日

長女が「先生に相談に行ってみる」と言い出しました。

(ちょうど、学校から高校入学許可証をもらった日 笑)

 

 

高校進学の意思表示は学校へしているけれど。。。

キャンセル出来るのならさせて欲しいって。

自分なりに精一杯頑張ってきたけど、やっぱり難しいって。

 

でも、キャンセル出来なかった場合は、そのまま高校へ入学します。と。

 

 

担任の先生に、本人の口から気持ちを伝えに学校へ行きました。

 

先生は、長女の気持ちを聞いて。

 

「学校のほとんどの生徒は、のほほ~んとそのまま高校へ進学するし、

何も考えてもいない。

佐藤は、そうやってしっかり自分のことを考えていてとても立派。」だと褒めてくれました。

 

学年主任の先生も「素晴らしい!」って♪

 

「のほほんと学校生活送っている生徒たちよりもよっぽどしっかりしている」って。

 

 

何でも肯定的に受け入れてくれる先生にとても恵まれました!

 

 

翌日、校長先生から県の教育委員会へ高校進学キャンセルさせて欲しい。。。と、

掛け合ってくださいました。

 

そして、「OK」が出たのです。

 

 

それから、行きたかった通信制高校への入学手続きが始まりました。

入試は、卒業式の翌日。

 

入試といっても、面接くらいかな?!

 

通信制高校へ行く旨を伝えた時から、

入学予定者が行けるプレスクールみたいなのに、

週1で通っていたので、

すでに先生とも仲良しでした。

 

 

そして、迎えた入学式。

女の子4名でのスタートでした。

 

そして今現在は。。。

転学して来た子が7人くらい増えたかな。

 

 

「この学校にして本当に良かった!!」って言っています。

 

 

当時を振り返って、長女はこう言います。

 

「なかなか自分の中でもあきらめがつかなかったのがきつかった。

でも、もう精一杯やったし!あきらめがついたとき、

なんか次へスムーズの進めた気がする。」って。

 

 

 

 

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