此の結構な日本の国を、薩張り畜生の世にして了うて居るが、日本の国は、清らかな神が住居を致す国に立別て在りたのを、外国の教が善いやうに思ふて、学さえ在りたら出世が出来ると申し、日本の行ひを薩張り捨てて了うて居るが、見苦しいと申しても目を開けて見られんぞよ。此の世で夫婦ありたら外に女、仮の夫婦と云ふ様な事が致されん様に、世が変るぞよ。此の世が乱れて四つ足の守護に成りて居ると申すのは、知らん顔をして居りて親子が一緒に成りたり、夫婦ある者が盗み合ひを致して、薩張り外国よりも尚乱れて居るぞよ。家の中は家内が乱れたら、家の内は没落致すから、此の大本は筆先と実地がさして見せてあるから、是で改心の出来ん身魂は、今度は地部下へ落るから、其の覚悟を致されよ。日本を薩張り外国と混交に汚して、銭もうけして、口に食ひさえすれば善い行り方、是は四つ足の守護であるから、表面さえ飾りたら腹の中は腐りて居りても、人が重宝がりたのじゃぞよ。