
太陽風と地球磁気圏との相互作用 画像は「Wikipedia」より引用
地球上と同様に、宇宙にも天気が存在する。この宇宙天気とは、太陽から放たれる電気と磁気を帯びたプラズマである「太陽風」や、それによって引き起こされる地球の磁場の乱れである「磁気嵐」の状態を示すもの。つまり宇宙天気予報と言えば、「太陽風」や「磁気嵐」の変化による影響を予測することにほかならない。
■最近の太陽がおかしい!
近年、この「太陽風」や「磁気嵐」に異変が生じつつあることが明らかになっている。2013年前後から、類を見ないほど巨大な黒点(周囲よりも温度が約2000℃低い)群が多数出現し、その周囲では大規模なフレア(爆発現象)が発生しているのだ。フレアは、多くのX線・ガンマ線・高エネルギー荷電粒子が一気に放出される「コロナ質量放出(CME)」、すなわち超強烈な「太陽風」を引き起こすが、そのエネルギーは数百万~数億個の水素爆弾に匹敵するとの試算もある。
これがもしも地球を直撃した場合、電力網や通信インフラが崩壊し、人々の精神を錯乱させ、奇病の流行や社会的混乱を招くとの指摘さえあるほどだ。まさに太陽の異変は、全地球的な関心事といえるだろう。
そして今年、またも太陽に奇妙な変化が起きた。これまで激しく活動していた太陽が、5~6月にかけて活動を一気に縮小し、ついに黒点が「ゼロ」の状態になってしまった。そもそも太陽の活動は約11年周期で活発・縮小を繰り返しているが、この状態はあまりにも不活発。その後、7月に入って黒点は復活したものの、一時的な黒点の消失が何を意味しているのか、その原因はさまざまな研究でも判然としないままだ。
■アメリカで発令される超画期的な大統領令
いずれにしても今、地球と人類に多大な影響を与える太陽の活動に前代未聞の変化が起きていることだけは間違いなく、その動向に注視し対策を練ることは、あらゆる国家にとって存亡を左右する重大事項、最大の安全保障であるはずだ。それにもかかわらず、日本政府が太陽の異変について何らかの対策を考えているという話は一切聞こえてこない。極めて近視眼的な、経済対策や解散総選挙、東京オリンピックの話題ばかりが取り上げられる体たらく。そんな日本とは大きく異なるのが、やはりアメリカだ。
今月13日、任期満了が間近に迫ったオバマ大統領が、ある画期的な「大統領令」に署名した。「大統領令」とは、合衆国大統領が行政権を行使することにより発令される直々の行政命令であり、これは大日本帝国における「勅令」に相当するほど重大なもの。では、オバマが署名した大統領令とは、一体どのような内容だったのか? それがまさに、太陽の異変に際してアメリカの存続を図るための行動計画にほかならなかったのだ。
■緊急公式発表! 「太陽フレアがヤバい」
ホワイトハウスの公式発表では、昨今奇妙な活動を見せる太陽と、「太陽風」及び「磁気嵐」の異変に対し、アメリカ政府として重大な懸念が表明されている。来る太陽の大異変により、最悪の場合は電力・給水・医療・交通などの生活インフラ、さらには経済や安全保障も含めた国家存亡を左右する事態にも陥りかねず、そのダメージを可能な限り軽減するため、今回の大統領令が発令されることになったようだ。オバマ大統領が署名した具体的な項目は、以下のようなもの。
・ 宇宙天気のための国家的政策を確立する
・ 上記を実現するため、合衆国科学技術政策局に省庁横断的な調整機関を永続的に設立する
・ 宇宙天気の研究、対策、計画に関する各政府機関の役割を明確化する
・ 行動計画に含まれずとも、必要に応じてより高レベルの活動の実施を可能にする
・ 上記を達成するため、合衆国政府外部においても、海外を含めた民間組織との連携を強化する
ご覧になっておわかりのように、アメリカは国民の生命と財産を守るため、本気で太陽の異変に対策を練ろうとしているのだ。現在、次期大統領選で大いに盛り上がりを見せる彼の国だが、経済や安全保障など直近の課題のみならず、それと並行する形でしっかりと宇宙規模での危機にも対策を講じているというわけだ。
なお、次期大統領候補のヒラリー・クリントン氏は、当選の暁に「すべてのUFO情報を開示する」ことを公約している。また、来月にはロシアのプーチン大統領が、「第9惑星(ニビル)に関する重大発表を行う」との情報もある。米ロともに宇宙大国であり、他が知り得ぬ情報を握っているという事情もあるだろうが、彼らは常に“その先”を見据えて行動を起こしているのだ。アメリカのすべてが理想的だとは、とても言い切れない。しかし、このしたたかさと「宇宙規模の思考」は、日本政府にも真剣に学んでほしいところだ。
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