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La bella vita

臆病なくせに、楽天家がゆえに無鉄砲なhicho's life

私が今勤めているホテルは、約130部屋ほどの3つ星ホテルきらきら

ダブリン市内にあることもあって、割と忙しく、ほぼ毎日満室かそれに近い状態。

今日はコンサートがあったらしく、ダブリン中どこもかしこも満室状態溜め息

その割には受付では特に普段より忙しいわけでもなく、平和な勤務が終わろうとしていたクローバー

その時。

恐れていた事が起こった。。。。


ゴロゴロとスーツケースを転がして入ってくる4人組。


あれ?チェックインはあと3組で、2部屋一緒の予約なんてなかったはず。。。

私のデスクに来たゲストが言った。

「I have a booking for 2 rooms」

オ、オーケィ。。。。

とりあえず平然を装いつつ、彼らが持って来たvoucherとホテルのbackupを確認。

うん。。。。

確かに2部屋予約してるね。。。。


でもね、でもね、


システムには1部屋しかないの。。。


彼らが予約したのはツインルーム2部屋。

夜10時45分。

残りの部屋、3部屋。ダブル1、キング1、ツイン1。

残りの到着客(彼らを入れて)4組。

この時間になって1部屋オーバーブック発覚。。。

マジありえない泣

とか色々考えながら、

「えー、2部屋ですよね。あれー、2部屋目が見つからないなぁ。少々お待ちくださいね。とりあえず、1部屋目のRegistlation cardご記入頂けますか?」

「今の時間レストランは殆ど閉まってますが、ピザのメニューがお部屋にありますから、オーダーできますよ。」

とか言いながら、時間を稼ぐ。

とりあえず、仕方がないので、ツイン1室とキング1室しかない事を伝えると、

「ツインを予約したのになんで、しかもインターコネクティングルームをリクエストしたのに」
とか色々おっしゃられる。

リクエストはリクエストでしかなく、全てがリクエスト通りにいく保障はしてないし。

とか思いつつ。

「すみません。今日はホテルが満室なので、コネクティングルームは空きがございません。お部屋タイプはこちらのミスです。キングの部屋のベットをツインに変更できるか確認いたします。」と説明。

今日一緒に働いていた同僚に、すぐさま確認してもらい、その間に地図を見せて市内の説明など。

結局、ベットはキングサイズのマットレスで切り分けられるタイプではなく、ゲストも、キングサイズならまぁいいわ。との事でとりあえずその場は収まる。

でも、こっからですよ、こっから。

大変なのは。

残り1室。到着予定2組。

1組は明日うちのホテルで会議室を予約してて、すでに深夜に来ることを確認済み。

もう1組は何度か電話しても繋がらなかったので、来るかどうか。。。

間違いなくこの電話の繋がらなかった方のお客様に他のホテルに行ってもらうしかない。。。

でも、どこに!!???

どこのホテルも、普段はガラ空きの市街のホテルでさえ満室の今日。

見つかるわけないーーーー!!!

閉めの作業をしながら、手当たり次第に電話しまくる私。

かまわず横で自分の仕事を終えてのんびりしている同僚T。

会議室のセットをしに行く次の夜勤の同僚S。

なんで皆こんなに落ち着いていられるんだろうか。。。

戻ってきたSと二人であーだこーだ言いながら、

何とかシティーから車で30分程離れたホテルに部屋を見つけて確保。

したところに、来たーーーーー!!!

いかにも神経質そうなゲスト!!

ここは口の上手いSに任せて、私はタクシーの手配に回る。

何とかゲストも仕方がないと納得して、大人しくロビーでタクシーを待っている。

それでもヒヤヒヤする私。

あー、あのホテル結構遠いから、明日苦情言われるだろうなー。
しかも、明日の朝市内で会議があるって言ってたなー。。。とか


気が付くと、同僚Tはとっくに帰っていた。。。。

冷たい。冷たすぎる!!

困ったと時はお互い様じゃない!?

そりゃあなたの仕事は11時で終わりですけど、それは私も一緒やし?

でも、だからってS一人窮地に残していくの、可哀想じゃない??

って、ちょっとイラ悔し泣き

最近Receptionスタッフの殆どが、ホテルのマネージメントに愛想が尽きてきている。

それは私も一緒。

でも、一緒に働くスタッフが目の前で困ってるのを、
「I don't care, I finish my job」って見捨てるのは違うと思う。

何か、一気に疲れ果てた。。。
ふと気が付くと、

アイルランドに来てから既に1年半!!!!

時間が経つのは本当に早い。

仕事場と家を往復してる間に過ぎ去っていったような気がする。。。

オーストラリアでワーホリしてた時とは打って変わって、真面目な生活だったなぁ(笑)

ワーホリって言うと、海外に1年プラプラと遊びに行ってると思う人もいるかもしれないけど(オーストラリアに居た時の私はそんな感じだったかも笑)、本当にその人次第で、全く違う1年になるもんだなぁ~と実感中。

アイルランドに来ると決めた時(元々はイギリスに行くって決めたんだっけなぁ~)、
今度は遊びに行くんじゃなく、ちゃんとフルタイムの仕事を見つけて経験を積んで、
将来はオーストラリアに移住してハッピースローライフを過ごしたい!って思って来た私。

人生予定通りには行かなくても、それとなく近い1年半を過ごしてきたかなクローバー

でも、大きな変化もいっぱいありました。

この1年半を振り返ると、こんな感じ矢印

アイルランド到着後、2か月ほど仕事が見つからずウダウダうっ・・・
                ↓
その後ようやく、友達の紹介でレストランでの初仕事ゲットきらきら
                ↓
家がレストランから遠かったので、とりあえず駅までは徒歩で行けるよう市内に引っ越し
                ↓
引っ越した先のフラットメートの紹介で、念願のホテルでの仕事ゲットラブ
                ↓
新しい仕事getと同時期に彼氏ができるはーと
                ↓
お互いシフトワークで忙しいながらも、順調交際。彼ママと仲良くなるスマイル
                ↓
年末頃かな、私のビザが切れた後にはどうするか考え始める溜め息
アイルランドはもういいかな~とか思い始めてた。
                ↓
よし、二人でニュージーランドに移住しよう!!と盛り上がるにこにこ2
                ↓
           そして運命の7月。
       そんな気はしていたような気もするけど。。。
        まさかのsuprise☆妊娠発覚☆

                ↓
色々と話合い、今年末には結婚することになり、
毎日つわりの中、結婚の準備、彼の転職、新しい家探し、新しい家の付近で私の仕事探し
やら何やら、忙しい毎日を送る今日この頃です。

長かったような、短かったような、涙あり笑いありの1年半でした。

一度去りかけたアイルランド、もうしばらーーーーく留まることになりました笑

何かきっと、縁があるんだろうなクローバーきらきら
前回、アイルランドに来て初めての仕事、レストランでの仕事を得た経緯について書きましたが、現在はダブリン市内、3つ星ホテルのフロントで働いていますスマイル

結局レストランで働いたのは2,3か月程。

というのも。。。経営不振で潰れたからなく

料理は美味しいし、場所も雰囲気もいいのに、オーナーの適当な経営のせいで敢え無く閉店することに。。。

もったいない。。。

でも、閉店する前に今のホテルの仕事が見つかってたからホント良かった四つ葉

さて、今度の仕事はどうやって探したかと言うと、

これもまた、知り合いづたいてへ

丁度レストランで仕事を始めた頃、新しいアパートに引っ越した私。

今思うと、そこから色んな事がどんどん上手くいき始めた気がするきらきら

新しい友達ができ、安定した仕事が見つかり、彼氏までできてしまったスマイル

人生とは不思議なものである。笑

あ、話がそれてしまった。

で、新しいお家でルームシェアをしてるブラジル人のLちゃんは、とあるホテルで清掃のお仕事をしていました。

Lちゃんがその仕事を見つけたのは、ホテルのマネージャーをしてる友達の紹介との事。

履歴書渡してあげるよーと言ってもらったので、ぜひお願いしますーって事で、系列のホテル何軒かにCVを置いてもらいました。

すると、数日後にホテルから電話が来て、明日面接に来てくださいって!

ィャー、今思い出しても、緊張と興奮でドキドキでした笑

今まで散々、Jobs.ieやら、Monster.ieとかの職探しサイトで応募しても、連絡さえ一切なかったのに、内部の人からの紹介だとこんなにもあっさり連絡してくれるものかと、チョット何とも言えない気持ちになったり。

けど、そんな事気にしてる場合じゃない!!

スーツは日本から持って来たのに、なぜかシャツを持って来なかったおバカな私。

焦ってPennysへ!ところが、普通の白シャツのSとかMとかにあたるサイズが見事にない。。。

あってサイズ14。。。

日本では基本Mサイズ、ものによってはLサイズくらいの私は、こっちの服だとサイズ8か10くらい。ちなみに8が一番小さいサイズってことが多い。

しかも、シャツの第一ボタンがやたら下の方で胸元が結構空いてるから、大きいサイズだと大変なことに。。。

色んなお店に白シャツを探して1日歩きまわったのに、結局どこにもお手頃な普通の白シャツが見つからず、仕方なくPennysでシャツワンピ的な服を買って、やり過ごす事にえー

まさか、白シャツ見つけるのがこんなに大変だとは。。。

何はともあれ、次の日。


何時だったか覚えてないけど、朝からホテルへ行って、General ManagerとReception Managerとロビーで面接!

どうしてここで働きたいのか?とか、そんなありがちな質問は全くされず、前はどんなところで働いてたのか、うちで使ってるシステムは使えるのか、忙しいけどついていけるか?みたいな質問をされ、頑張ります!って中学生みたいな返事をしたような。しなかったような。笑

じゃあ、まずはトライアルで様子を見てみようって事で、次の日からトライアルが開始。

しばらくして、Reception Managerから、

"We are kind of seeing if you are getting stronger everytime, and I think
you are doing OK."

という、可もなく不可もないコメントを頂き、本採用して頂きましたきらきらいいねぇ~

この時、学んだ事は、

①やっぱり周りへの「仕事探してます」アピールは大事!

②就活する気なら白シャツは日本から持って来よう!

って事でした。