
ダブリン市内にあることもあって、割と忙しく、ほぼ毎日満室かそれに近い状態。
今日はコンサートがあったらしく、ダブリン中どこもかしこも満室状態

その割には受付では特に普段より忙しいわけでもなく、平和な勤務が終わろうとしていた

その時。
恐れていた事が起こった。。。。
ゴロゴロとスーツケースを転がして入ってくる4人組。
あれ?チェックインはあと3組で、2部屋一緒の予約なんてなかったはず。。。
私のデスクに来たゲストが言った。
「I have a booking for 2 rooms」
オ、オーケィ。。。。
とりあえず平然を装いつつ、彼らが持って来たvoucherとホテルのbackupを確認。
うん。。。。
確かに2部屋予約してるね。。。。
でもね、でもね、
システムには1部屋しかないの。。。
彼らが予約したのはツインルーム2部屋。
夜10時45分。
残りの部屋、3部屋。ダブル1、キング1、ツイン1。
残りの到着客(彼らを入れて)4組。
この時間になって、1部屋オーバーブック発覚。。。
マジありえない

とか色々考えながら、
「えー、2部屋ですよね。あれー、2部屋目が見つからないなぁ。少々お待ちくださいね。とりあえず、1部屋目のRegistlation cardご記入頂けますか?」
「今の時間レストランは殆ど閉まってますが、ピザのメニューがお部屋にありますから、オーダーできますよ。」
とか言いながら、時間を稼ぐ。
とりあえず、仕方がないので、ツイン1室とキング1室しかない事を伝えると、
「ツインを予約したのになんで、しかもインターコネクティングルームをリクエストしたのに」
とか色々おっしゃられる。
リクエストはリクエストでしかなく、全てがリクエスト通りにいく保障はしてないし。
とか思いつつ。
「すみません。今日はホテルが満室なので、コネクティングルームは空きがございません。お部屋タイプはこちらのミスです。キングの部屋のベットをツインに変更できるか確認いたします。」と説明。
今日一緒に働いていた同僚に、すぐさま確認してもらい、その間に地図を見せて市内の説明など。
結局、ベットはキングサイズのマットレスで切り分けられるタイプではなく、ゲストも、キングサイズならまぁいいわ。との事でとりあえずその場は収まる。
でも、こっからですよ、こっから。
大変なのは。
残り1室。到着予定2組。
1組は明日うちのホテルで会議室を予約してて、すでに深夜に来ることを確認済み。
もう1組は何度か電話しても繋がらなかったので、来るかどうか。。。
間違いなくこの電話の繋がらなかった方のお客様に他のホテルに行ってもらうしかない。。。
でも、どこに!!???
どこのホテルも、普段はガラ空きの市街のホテルでさえ満室の今日。
見つかるわけないーーーー!!!
閉めの作業をしながら、手当たり次第に電話しまくる私。
かまわず横で自分の仕事を終えてのんびりしている同僚T。
会議室のセットをしに行く次の夜勤の同僚S。
なんで皆こんなに落ち着いていられるんだろうか。。。
戻ってきたSと二人であーだこーだ言いながら、
何とかシティーから車で30分程離れたホテルに部屋を見つけて確保。
したところに、来たーーーーー!!!
いかにも神経質そうなゲスト!!
ここは口の上手いSに任せて、私はタクシーの手配に回る。
何とかゲストも仕方がないと納得して、大人しくロビーでタクシーを待っている。
それでもヒヤヒヤする私。
あー、あのホテル結構遠いから、明日苦情言われるだろうなー。
しかも、明日の朝市内で会議があるって言ってたなー。。。とか
気が付くと、同僚Tはとっくに帰っていた。。。。
冷たい。冷たすぎる!!
困ったと時はお互い様じゃない!?
そりゃあなたの仕事は11時で終わりですけど、それは私も一緒やし?
でも、だからってS一人窮地に残していくの、可哀想じゃない??
って、ちょっとイラ

最近Receptionスタッフの殆どが、ホテルのマネージメントに愛想が尽きてきている。
それは私も一緒。
でも、一緒に働くスタッフが目の前で困ってるのを、
「I don't care, I finish my job」って見捨てるのは違うと思う。
何か、一気に疲れ果てた。。。

)、本当にその人次第で、全く違う1年になるもんだなぁ~と実感中。












