先日、両国の玉屋というお蕎麦屋さんへ行ってきました。
街歩きガイドブックに載ってたので。
駅東口から見える商店街を抜け、左に曲ること徒歩30秒。モスの隣です。
老舗というだけあって、茶色く濁った外装の木材と紺色の暖簾、
濃い緑の植木、引き戸の前には、茶屋な風情の待合椅子です。
みためのビビッドさは期待していなかったものの
抱いていた期待がちょっと細ります。
まあしかし、ここまでせっかく来たので入ってみようじゃありませんか。
狭い店内ですが、茶色い4人テーブル席が4つに二人掛けの席が4つほど…、
いすの座布団は紺、お客さんは結構入っています。
4人テーブルはうまっています。
中国系のお姉さんが、 こちらどーじょー 着席を促します。
私は素直に指示に従いました。
立てかけてあったメニューを開くとお目当てをさがしました。
義士御膳です。
両国には忠臣蔵でおなじみの吉良邸があったそうですが、
辛い天丼と酸っぱいうどんで、辛酸をなめた吉良上野介と赤穂浪士(義士)
を表しているそうです。
運ばれてくるなり、香り立つ天丼とそばの風味にそそられます。
脇役はそばの海苔巻き(ほんとです)と漬物です。
そばをすすると、コクのあるつゆとそばの香りとねぎのしゃきしゃきが広がります。
たまりません。
そばは手打ちでしょう。あまり食べたことのない触感のしなやかさがありました。
…ごちそうさま。
両国駅でお相撲さんを見ました。やっぱり両国といえば国技館ですよね。
心のモヤモヤがたまったときなぞは、赤穂浪士のかたき討ちに思いを馳せつつ、
お相撲さん探しに興じてみてはいかかでしょうか。


