あれから3年
早いのか 普通なのか
1人になって3年
3年前の今頃は
壮絶な時間の中だった
ごめんねと言った
彼の言葉をかきけして
白く干からびる唇を
脱脂綿で潤して潤して
一睡もせず
傍らで痛みに苦しむ彼に
付き添っていた
思い出すと辛いけど
あの直後のような
涙や慟哭は訪れない
今を生きているから
あの日の3年後を
生きているから
亡くした事を
理解できているから
今年は自宅で
ゆっくり思い起こそう
さまざまな思い出を
たどろう
亡くした日は
最悪な日ではない
彼を病魔から解放した日
ガンの痛みから救った日
楽にして天に昇らせた
幸せな日
私は今日も元気
それが一番いい事