どうも。こんにちは。
Hi
でつながろう hic(エイチ・アイ・シー) です。
いつもありがとうございます。
hicは、私と親友の2人でスタートしました。
(地域密着のフリーペーパーを発行する仕事です。)
「友だちと会社をすると、まず仲が悪くなる。」
「だから、やめておけ。」
10代のころ、友だちと会社を起こせたら楽しいだろうな〜と思っていた私は、
この言葉に、納得できませんでした。
若さですね。笑
20代になり、この言葉がよく分かるようになりました。
仕事は仕事。
友だちは友だち。
分けておいたほうがいい。
友だちと仕事をすると、どうしても関係性が変わってしまうから、
その友だちが自分にとって大事な存在であればあるほど、
いっしょにしない方がいい。
と、思っていたのですが、
今は、またちょっと違います。
このhicの始まりも、ノリといいますか(とても良い意味で!!)、
2人のインスピレーションから始まって、
「友だちと仕事をするとか云々…」を考える余地がないほど
スムーズにスタートしていきました。
私と彼女(相方)の付き合いは、たぶん23年とか24年になります。
彼女を初めて見たときのことを、今でもよく覚えています。
それからの学生時代の思い出は、ほとんど彼女と共有しています。
高校生のころ、楽しいだろうな〜と思っていたことが、
今、現実になり、それは、やっぱり楽しいのです。
でも、今、このタイミングだから、良かったと思います。
もっと若くにしていたら、きっとうまくできなかったでしょう。
友だちだから、遠慮してしまって言うべきことが言えない。
友だちだから、分かってくれているだろう、と伝えることを疎かにしてしまう。
友だちだから、他人と割り切れない。
友だちだから、甘えてしまう。
こんな状態になれば、そりゃうまくいきませんよね。
私たちは20数年かけて、お互いのことを知ろうと努力?興味?をもっていたし
きっと、これからも理解者であろうと気を付けていくと思います。お互いに。
それでも、私は友だちと仕事をする上で気を付けようと思っていることがあります。
吉田拓郎も「人生を語らず」で言っています。
分かり合うよりは、確かめ合うことだ。 と。
仕事での関わりだけではなく、人間関係全般に言えることですよね。
みんな、自分のことも、あんまりよく分かっていないのに、
人のことなんて、分かりませんよ。
人間の心は複雑怪奇です。
この「分かり合うより、確かめ合うこと」ができるようになれば、
友だちと会社をおこしても、喧嘩せずにやっていける確率が上がるのではないかと思います。
今、どう感じているか、何を考えているか、私たちの関係性は大丈夫か、
言葉でちゃんと確かめ合うことです。
それと、もうひとつ、決めていることがあります。
友だち関係を壊してまで、続ける意味がない。
仕事は、大事です。
でも、それは、自分の人生のある部分にしかすぎません。
楽しむために始めたのに、
楽しめないならやめたほうがいい。
私は、おばぁちゃんになったとき、
相方と縁側にでも座って、お茶をすすりながら、
「私たち、がんばったよね。」
「たのしかったよね。」
と笑っていたいのです。
お互いに必要だと思うルールは決めておくこと。
分かり合うより、確かめ合うこと。
大事な友だちは、変わりがいないということ。
そのあたりを忘れずにいられたら、
きっと、楽しい仕事ができるのではないでしょうか。

追伸。
もしも、hicが大きくなって、私が相方に追放されるようなことがあれば
この記事を「だれも信用するな!!」に書き直します。