秋めいてきた先日
熊本県の人吉市に行って来ました
2020年7月の豪雨の大災害
それから3年が過ぎた今復興も進んでいるというニュースも聞いていました
 
道路も人吉の町も復興しているのだろうなと予備知識もなく出発
ナビを設定し経費削減の為後半は高速は使わずに現地へ向かいました
そこには看板が、、、工事車両・地元の車両以外は通行止め
 
でももう引き返すには時間がない(地元のお葬式で出発はギリギリになっておりました)
脇道に止まって思案しましたが、対向車も追い抜いていく車もあり
もう引き返せないし、今日は人吉に宿泊する地元の人にならせて下さい
と球磨川沿いの道を走らせていただきました
片側通行信号で止まってふと気付いた景色がこちらです

ご存知の方もいらっしゃるでしょう
鉄道橋です
こんなに穏やかに流れている球磨川
水も美しくエメラルドに光りながら澄んでいる自然美溢れる川です
それを囲む山々は深く高く長く
古代人々が山には神様や精霊がいると感じたのが痛いほどわかる場所でした
鉄道が繋がるには道のりは長そうですが復興を祈ります
 
こちらは天狗橋です
「夏目友人帳」を知りお邪魔しましたがこちらも今は通行止めです
細い道に隠れるようにでも秋の日に照らされて美しかったです
 
人吉駅の横にある機関庫です
明治44年建設当初の姿に復元されたそうです
10年前に訪れた時に記憶になかったのはそのせいでした
 
HASSENBAという施設からの球磨川の眺めです
写真より遥かに美しい水の流れでした
カフェも併設されておりのんびりとさせて頂きました
 
鹿目の滝の上の方
鹿目の滝
整備された階段を下りていくとこの景色
自然とは
地球とは
どれだけ素晴らしいのだろう
それを感じ観ることができる幸せよ
 
お世話になったお宿です
 
食事は一品一品が上品で今までの宿のお料理の中でも
感動を覚えるおいしさ 心遣い でした
接客のお嬢さん方も本当に素晴らしかった
 
お部屋も居心地が良すぎてお願い照れ
復興割で本当にリーズナブルに宿泊させて頂きました
直ぐには行けないのですが
是非ぜひ再訪するのだと誓ったお宿でした
 
このお宿に宿泊できたご縁を愛で
自然に畏怖の念を持ち復興に向かっていらっしゃる方々に
愛と光が降り注ぐことを祈って虹