細菌を分類する方法としてグラム陽性菌・グラム陰性菌という分類があります。
グラム陰性か陽性かによって抗生物質の利きが変わってくるため、抗生物質を選択するうえで必要な分類の一つです
細菌がグラム陽性なのか陰性なのかを区別するにはグラム染色という染色をします。
染色したものを顕微鏡を使って観察します。
グラム染色は非常に簡便な染色で、3種類の液を使います
①青色液(クリスタルバイオレット液)
②脱色液(エタノール)
③赤色液(フクシン液)
上記の3種類を順番に1分ほど漬けておくだけです。
顕微鏡で観察(×1000)するとグラム陽性菌は青色に、グラム陰性菌は赤色に染まっています。
なぜ色が違って染まるかというと・・・
細菌の細胞壁の厚みが違うからです。
グラム陽性菌は細胞壁が厚く、グラム陰性菌は細胞壁が薄いという特徴があります。
まず青色液(クリスタルバイオレット液)に漬けることで、すべての細菌が青に染まります。
次に脱色液(エタノール)に漬けると、細胞壁の薄いグラム陰性菌は細胞壁が傷害されます
傷害された細胞壁から、最初についた青色(クリスタルバイオレット)の液が漏れ出してしまうため色素が抜けます。
その後、赤色液(フクシン)に漬けると、細胞壁が傷害され色素が抜けたグラム陰性菌に赤色の色素が入り込んでいくというわけです。
上記の理由から、脱色がうまくできていないとグラム陰性菌(赤)がグラム陽性菌(青)になってしまうこともあります
時間をきっちり守れば大丈夫なことが多いのですが、プレパラートに眼脂をつけるときに厚く塗ってしまうとうまく脱色しきれないこともあります。
細菌を染めて顕微鏡で見る人はあまりいないと思いますが、初めて染めてみるという方には多少参考になるかも(?)しれません。
結膜炎など眼科領域の細菌性感染症で現在一番使われているのは、ニューキノロン系の点眼薬だと思います。
私もよくお世話になっています。
よく効く薬ですが、なぜ感染症を治すことができるのでしょうか?
(感染症といっても細菌の感染症にしか効きません。 ウイルスや真菌などの感染症には全く効きません)
簡単にですが、その作用機序について書いてみたいと思います。
キノロン薬の作用を一言で言うと「DNA合成障害」となります。
人も細菌も細胞の中に遺伝子の情報としてDNAを持っています。
細胞分裂するときには、そのDNAをすべてコピーします。
DNAは細胞の大きさに対し、非常に長いため、規則正しく折りたたまないと核の中にしまっておくことができません
それが超らせん構造といって、らせん状になったものをさらにねじった形でコンパクトな形になっています。
子供のころ、ゴムで飛ぶ飛行機をよく作っていました
プロペラをくるくる回すとゴムがねじれて、その力でプロペラを回して飛ばす飛行機です
プロペラを回すと最初1重のねじれができます。さらにねじるとそれがまたねじれて2重のねじれができます。
DNAのねじれとは、そんな感じですかね。
DNAのねじれを作るときに、プロペラゴム飛行機のようにDNAをまわすわけにはいきません。
DNAは長いので途中でこんがらがってしまいますし、そもそもDNA全体を回すとなるとエネルギー効率が悪くなります。
そのため、ねじれを作るときに片方のDNAを切断し、もう片方のDNAをくぐらせてから再度結合させます
それを繰り返し行ってらせん状のDNA構造を作ります。
DNAを複製するときは、反対のことをしてらせんをほどきます。
このDNAの切断、接合をしているのが「DNAジャイレース」という酵素です
キノロン薬はこのDNAジャイレースの部分に効きます。
DNAジャイレースが切断したDNAの断端にキノロン薬がくっつきます。
キノロン薬がくっついたDNAは再結合ができなくなるため、DNAの複製がそこで止まります。
DNAが複製できなくなるので、細胞分裂ができなくなり菌が増殖しなくなるというわけです
人のDNAの複製は大丈夫なのかと思うかもしれませんね。
DNAジャイレースは細菌特有の酵素なので、人の細胞分裂には関係ありません。
なお、キノロン薬にはDNAを合成阻害以外にもほかの作用機序で菌を殺菌させる機能もあります。
詳しくは清書を参照ください
スーパーでもよく売っているカレイです
堤防からでも遠投すれば結構つれますが、大きいサイズはなかなか釣れません
これは、船釣りで釣ったカレイです。
前の職場のスタッフと行きました。
10年近く前になりますかね
月日が経つのは早いもんです。
以前カワハギ釣りでお世話になった舟宿に乗船して釣りをしました。
カワハギはシーズンが終わってしまったということで、カレイ釣りにすることにしました
何の魚を釣ろうか悩んだのですが、スーパーでも売っているし、食べたらおいしいだろうということであまり深く考えずにカレイ釣りに決めました。
船でのカレイ釣り
釣りの初心者にとってはあまり面白い釣りではありません。
餌を投げ込んで、あたりが出てもすぐあげてはいけません
しばらくして餌を飲み込んだ時点で釣り上げます。
釣りたいからとこまめに餌替えをしたり、アタリが出たからといってすぐあげるとなかなか釣れません。
忍耐が必要な釣りです
そんな釣りだとは知らないまま申し込んでしまい、想像していた船釣りと違っていて申し訳ないことをしました。
私も船でのカレイ釣りは初めてだったので、こんな釣りなの?という感じでした
それでも何とか3匹ほど釣り上げ、自宅で調理しました。
煮つけとお刺身にしておいしくいただきました。
お刺身はなかなかきれいに盛り付けることができたので写真にとりました。
確かエンガワもちゃんと調理した記憶があります
一人で行く釣りも気楽でよいですが、仲間と行く釣りはまた違った楽しみのある釣りです
船釣り・・・またやってみようかな・・・







