行政書士試験まで、あと半年ほどになりましたね。

 

半年で合格できると謳う通信教育とか、

半年で合格したというような体験談の本がありますが、

実際のところはどうなのでしょうか。

 

昨年の私の試験半年前の学習状況を振り返ると、

憲民行の科目別入門書・テキストを一読し、

スー過去の行政法、民法Ⅰ・Ⅱの3冊の1周目を終えたところです。

スー過去はまあ良いとしても、

肢別過去問集が計画通りすすんでいません。

半年前だというのに、

まだ、1周目の373ページまでしかすすんでいません(-_-;)。

 

振り返ると、この進捗状況でよく210点も得点できたものです。

それに、昨年の8月までは土日はあまり勉強できる環境になく、

ほとんど平日しか勉強ができませんでした。

 

私は1月ぐらいから入門書を読み始めていたので、

10カ月ぐらいは勉強していたことになりますから、

半年の勉強で行政書士に合格できるかどうかはわかりません。

 

でも、もしも、私の勉強方法で土日も勉強すれば、

半年でも合格できるのではないかと思い、

受験生の参考になればと、ちょっと検証してみることにしました。

 

まず、半年間で勉強した日数を試験日2カ月前で分けて考えましょう。

 

2020年5月8日〜9月7日の4カ月間で、勉強した日数は92日、しなかった日数は30日です。

4カ月間のうち、実は1カ月間は全く勉強していないことが判明しました(-_-;)。

 

では、試験直前の2カ月間はどうでしょうか。

2020年9月8日〜11月8日の2カ月間で、勉強した日数は60日、しなかった日数は2日です。

 

結局、半年間で勉強した日数は152日、しなかった日数は32日で、

直前2カ月間で勉強しなかった日は2日だけでした。

 

勉強した日数の中には問題集を3ページしか勉強していない(-_-;)日や、

ニュース検定を6ページ読んだだけ(-_-;)の日もあるので、

コツコツと半年間毎日勉強できる方であれば、

私より実質的には40日ぐらいは勉強する日が増えそうな気がします。

 

この増えた40日間で、

科目別入門書・テキストの一読、スー過去3冊、肢別過去問373ページをこなせれば、

私とほぼ同じ学習量を半年で達成できます。

 

ただ、科目別入門書・テキストの一読は個人的には必要なかったと思っていますので、

伊藤塾の総合テキストを10日かけて一読すれば十分だと思います。

 

 

あとスー過去も1冊を10日かけて、3冊を30日でやり切ります。

 

 

 

 

肢別過去問集については、40日間毎日10ページやれば373ページはクリアできます。

 

すると、ほぼ210点得点できた私と同じ学習量を半年でこなすことができます。

しかも、合格するためには180点で良いわけですから、

そう考えると、半年の勉強で行政書士に合格できる可能性もあるような気がしてきました。

 

ただ、このスケジュールは、半年間は毎日3~4時間勉強することが大前提になります。

 

たぶん、

2カ月前までの4カ月間は、毎月100時間以上、

2カ月前からは、毎月120時間以上、

合計で640時間以上の勉強時間は必要になると思います。

 

これは普通の会社員や主婦の方には現実的ではないかもしれません。

想定外のとんでもない仕事が降ってきたり、

勉強する気なんて全く無くなる大事件が起きたりしますからね。

 

でも、行政書士に合格することこそが、

今の自分にとって、何よりも一番大切な最優先事項と感じられる人であれば、

多忙な会社員であろうが、主婦であろうが、

半年間で600時間以上の勉強は、出来ないことではないと思います。

 

そういう人が、

半年間毎日勉強して、私と同じ学習方法で同じ学習量をこなすことができれば、必ず、合格できると思います。

 

では、半年間でどういう学習計画が理想でしょうか?

 

長くなってきましたので、

私が考える半年間で合格を目指す学習計画については次回に…。

 

to be continued…

 

 

 

ところで、先日、

東京駅地下にある近畿大学水産研究所というお店で、

「近大生まれのマグロづくし丼」をテイクアウトしました。

 

近大マグロは初めて食べたのですが、

本マグロ特有の赤身のねっとりとした旨さとトロの食感は、とても養殖とは思えない美味しさでした。

 

 

近大マグロの美味しさにもびっくりしたのですが、

もっとびっくりしたのは、こんなカードが入っていたことです。

 

 

一般知識問題にも出そうな、最近やたら目にするSDGsです。

ニュース検定にも出ていましたが、

2015年に国連総会が採択した「持続可能な開発目標」で、

2030年までに人類が達成すべき17の目標を掲げたものです。

 

17の目標の一つである目標14は「海の豊かさを守ろう」です。

どうも養殖魚の近大マグロを食べることが、この目標14の達成に向けた活動を行ったことになり、SDGs活動証明書が近大マグロ丼に付いていたようです。

 

ふ~ん、なんだかなあ。

 

人類が海にある資源を枯渇させずに、海の動物たちと共存できれば、

そもそも、魚の養殖も本当は必要ないんじゃないかなあ~、

なんて最後の方は考えながら食べていると、

気のせいか、急に近大マグロの味が落ちてきたような……。

 

 



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