昨日は息子の試合
パパが法事にいったので 珍しく引率しました
小1で本格的にテニスを始め
このコートに立ったのは4年生の時
小柄だった息子は 「あの子、ネットからやっと頭出てる」と
ギャラリーに笑われてたものです
硬式テニスの部活がないなか、孤独にがんばってきた彼の周り
大会や練習を通して出来たお友達の笑顔
本人が目指したテニスには まだまだ届いていません
高校三年生
このまま 目標に届かずにジュニアテニスを終えることになるかもしれません
それでも テニスが彼に残したものの大きさ
あのとき
あのとき
いろいろな場面を思い出して 深く感謝します
そして兄のあとを追いかけた娘
兄のようになることを強要した覚えはないのですが
彼女はこの春、ラケットを置きました
奇しくも 迷いに迷っていた最中
ボールを受け損ね 愛用のラケットに大きな亀裂が…
「私はお兄ちゃんのようにはがんばれない」
男の子と違って 女の子は人間関係も難しいものがあり
本当に彼女にはいろいろとつらいことがあったのです
無邪気にボールをおいかけ 笑っていたあの子には
テニスとかかわる限り 戻れないかもしれないと思っていた私たち
寂しさと同時に あんな悲しそうな顔はもう見たくないと
誰よりもテニスを続けてほしかったはずのパパが言いました。
音楽やダンス、表現することが好きな娘
小学生の時にやっていたトロンボーンを続けると決めました
新しい環境 新しい仲間
その向こうに幸せがたくさんありますようにと
願うばかりです
そして 残り少ない息子のジュニアテニス生活
悔いることのないようにと 心から願います