ここのところずっと


6時ごろ一度帰宅して食事の支度して仕事に戻る。


の繰り返し。




避難所が縮小されまして…


今まで避難所に使っていた場所の現状復帰と


メンテナンス業者や、寝具リース業者、関係各所との連絡


及び 作業計画や書類の整理に追われております。



避難所が縮小されたとはいっても何も解決したわけでもなく


二次避難先に移った方やアパートを借りた方が大半。


それでも残っている方は本当にどこも行くところがなかったり…


持病があって、二次避難先(郊外が多く、医療機関から遠い)に行けない


せっかく転入した学校をまた変えなくてはならない


とか 事情はいろいろですが、望んでいるわけでもない避難生活が


まだまだまだまだ続きます。



被害の少ない土地なので物資は十分だしお買い物もできます。


お金さえ持っていれば外食もできますし、映画を見たりもできます。


逆に 地元の復興…自宅を片付けたり、近所の人と協力したり


という 目に見える作業ができないまま無為に日が過ぎていく。


お仕事もできないのに 蓄えが減っていくし


「補償金もらえるんじゃん」なんて心無い陰口を言う人もいる


これもまた精神的にはかなり ヘビーな状況だと思います。


原発事故のために「何もすることができない被災者」という


今まで日本が直面したことのない事態が起こっています。




人が減ってくると 初期にわーっと集まったボランティアや


支援活動も ぐっと減ってきて


なおさら 取り残されたような 


もう「なかったこと」にされてしまったのではないかという不安が


避難所に残った人々の間に 漂っているようです。



これが中居さんの言っていたこと。


「忘れていないよ」とメッセージを発し続けること。


その重要性だと思います。