ご訪問ありがとうございます。
魂のDiviner HIBIKIです。
師走は、街も心もついせわしなくなりますね。
みなさん忙しく毎日を送ってらっしゃると思います。
しかし、忙しいとつい、思いやりに欠けてしまったりはしないでしょうか？
そこで、今回は、「COMPASSION 思いやり」について考えてみたいと思います。
前回のボイジャータロットコラムでは、「ANGER 怒り」について書いておりますので、
ぜひ、先にご覧になってくださいね。
ボイジャータロットコラム←こちらをクリックするとジャンプします。
昨今、神経科学、心理学、心理セラピーなどの分野で、well-being (健やかさや幸福さ)に
とっての鍵の1つと注目されている感情に、「COMPASSION」があります。
ボイジャータロットカード
「Three of Wands Compassion」
「COMPASSION」とは、エンパシー（共感）の中でも、特に苦しみや悲しみなどの
ネガティブな感情に寄り添う気持ちです。
ラテン語のCom（一緒に）＋ Pati（苦しむ）を語源とし、
日本語では、「思いやり」、「哀れみ」、「慈悲」などと訳されます。
【一般的な意味】
１．他人の身の上や心情に心を配ること。
また、その気持ち。同情。
２．心遣いのこまやかなさま、まごころでするさま
３．互いに親しみ合うさま
４．想像。推察。
５．思慮。分別。
ほとんどの辞書は、このようなことが書かれていると思いますが、何か物足りないと思いませんか？
以前、私はこの「COMPASSION 思いやり」という言葉の意味を完全に勘違いしていました。
思いやりとは、自分の犠牲の上に成り立つもので、思いやりを持って働くということは、
「傍（はた）を楽にする」ということなので、仕事は自分の「犠牲」を伴うものだと思っていました。
だから、自分の身を削って会社のために、なによりも家族のために働いていました。
でも、それだと自分自身が犠牲になっているので、私の心はどんどん満たされなくなっていくんですね。
満たされてない私、私がする仕事、そして私の周りの状況はどうだったかというと…
そうです！だいたい想像できると思います。
「思いやりとは、自分の犠牲の上に成り立つもの」
私が完全に間違っていたのは、この思いやりの定義だったのです。
思いやりの心を持って接するということは、自分の周りの人を幸せにしています。
それを続けていくと、自分の周りには幸せな人が増えてきて、最終的には周りの人からの思いやりを自分が受けるようになります。
つまり、「思いやり」は、ブーメランのように自分のところに返ってくるというわけです。
しかし、思いやりのブーメランが返ってこなければ成立しない思いやり、つまり、見返りを求めているような心の状態では、本当の意味では相手を思いやることが出来ません。
そして、その見返りを求めるために相手を思いやってしまうと、相手が見返りをくれなかった時に、自分は相手に対して「思いやりのない人だ」ということを感じてしまいます。
本当の思いやりは、「満たされた心からあふれ出た相手を思いやる気持ち」なんですね。
この思いやりを出すためには、まずはじめに自分の心を満たす必要があります。
ですので、思いやりのスタートラインは、まず、自分自身を思いやることから始まるのではないでしょうか？
一番重要なのは、自分がやりたい事に熱中していて、心が幸せで満たされている状態です。
つまり、思いやりの第一歩は自分への思いやりから始まり、その後周りへの思いやりへと成長していきます。
そして…
「COMPASSION 思いやり」を培うトレーニングでは、
落ち着いていること「EQUANIMITY 冷静」が
大切だと言われています。
自身または他者の痛みや苦しみに寄り添う最中にも、
落ち着いていることです。
この「EQUANIMITY 冷静」については、
次回お話ししたいと思います。
…もし、「COMPASSION 思いやり」が良くわからないなぁと思っているのであれば、まず自分自身への思いやりを実践し、その思いやりの心を自分で感じてみてください。
まわりの人を思いやるのはその次です。
他人に対しても自分に対しても親切であること。
人の生きるのを助け、自分自身の生きるのを助けること。
これこそ真の思いやりである。（アラン）
この瞬間に言葉の本当の意味を考え出しているあなたは、「COMPASSION 思いやり」とはなんなのか、もう気づき始めているかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ご縁に感謝します。
それではまた。HIBIKI(^-^)
いいねや読者登録ありがとうございます。
励みになります！
思いやりのぽちっお願いします。
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師走は、街も心もついせわしなくなりますね。
みなさん忙しく毎日を送ってらっしゃると思います。
しかし、忙しいとつい、思いやりに欠けてしまったりはしないでしょうか？
そこで、今回は、「COMPASSION 思いやり」について考えてみたいと思います。
前回のボイジャータロットコラムでは、「ANGER 怒り」について書いておりますので、
ぜひ、先にご覧になってくださいね。
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昨今、神経科学、心理学、心理セラピーなどの分野で、well-being (健やかさや幸福さ)に
とっての鍵の1つと注目されている感情に、「COMPASSION」があります。
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「Three of Wands Compassion」
「COMPASSION」とは、エンパシー（共感）の中でも、特に苦しみや悲しみなどの
ネガティブな感情に寄り添う気持ちです。
ラテン語のCom（一緒に）＋ Pati（苦しむ）を語源とし、
日本語では、「思いやり」、「哀れみ」、「慈悲」などと訳されます。
【一般的な意味】
１．他人の身の上や心情に心を配ること。
また、その気持ち。同情。
２．心遣いのこまやかなさま、まごころでするさま
３．互いに親しみ合うさま
４．想像。推察。
５．思慮。分別。
ほとんどの辞書は、このようなことが書かれていると思いますが、何か物足りないと思いませんか？
以前、私はこの「COMPASSION 思いやり」という言葉の意味を完全に勘違いしていました。
思いやりとは、自分の犠牲の上に成り立つもので、思いやりを持って働くということは、
「傍（はた）を楽にする」ということなので、仕事は自分の「犠牲」を伴うものだと思っていました。
だから、自分の身を削って会社のために、なによりも家族のために働いていました。
でも、それだと自分自身が犠牲になっているので、私の心はどんどん満たされなくなっていくんですね。
満たされてない私、私がする仕事、そして私の周りの状況はどうだったかというと…
そうです！だいたい想像できると思います。
「思いやりとは、自分の犠牲の上に成り立つもの」
私が完全に間違っていたのは、この思いやりの定義だったのです。
思いやりの心を持って接するということは、自分の周りの人を幸せにしています。
それを続けていくと、自分の周りには幸せな人が増えてきて、最終的には周りの人からの思いやりを自分が受けるようになります。
つまり、「思いやり」は、ブーメランのように自分のところに返ってくるというわけです。
しかし、思いやりのブーメランが返ってこなければ成立しない思いやり、つまり、見返りを求めているような心の状態では、本当の意味では相手を思いやることが出来ません。
そして、その見返りを求めるために相手を思いやってしまうと、相手が見返りをくれなかった時に、自分は相手に対して「思いやりのない人だ」ということを感じてしまいます。
本当の思いやりは、「満たされた心からあふれ出た相手を思いやる気持ち」なんですね。
この思いやりを出すためには、まずはじめに自分の心を満たす必要があります。
ですので、思いやりのスタートラインは、まず、自分自身を思いやることから始まるのではないでしょうか？
一番重要なのは、自分がやりたい事に熱中していて、心が幸せで満たされている状態です。
つまり、思いやりの第一歩は自分への思いやりから始まり、その後周りへの思いやりへと成長していきます。
そして…
「COMPASSION 思いやり」を培うトレーニングでは、
落ち着いていること「EQUANIMITY 冷静」が
大切だと言われています。
自身または他者の痛みや苦しみに寄り添う最中にも、
落ち着いていることです。
この「EQUANIMITY 冷静」については、
次回お話ししたいと思います。
…もし、「COMPASSION 思いやり」が良くわからないなぁと思っているのであれば、まず自分自身への思いやりを実践し、その思いやりの心を自分で感じてみてください。
まわりの人を思いやるのはその次です。
他人に対しても自分に対しても親切であること。
人の生きるのを助け、自分自身の生きるのを助けること。
これこそ真の思いやりである。（アラン）
この瞬間に言葉の本当の意味を考え出しているあなたは、「COMPASSION 思いやり」とはなんなのか、もう気づき始めているかもしれませんね。
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