本日は名古屋市千種区にある揚輝荘の開館記念セレモニーに同行させていただきました。揚輝荘とは大正から昭和初期にかけて松坂屋の初代社長である伊藤次郎左衛門祐民さんによって作られた別荘であり、かつては来賓館、社交場などに活用された場所でもあったそうです。テープカットの際には初めて直接見る光景に感動するとともにテレビ局のカメラの多さに事の大きさを実感しました。開館記念セレモニーの後、市指定有形文化財である聴松閣の中を見学させていただきましたが、建物の造り、インテリアなどから日本というよりもまるで一昔前の外国に来ているようでした。日本に居るのに日本ではないような感じです。地階へ降りていくとまず目に入ったのは大きな壁画です。留学生が描いたものらしく、その絵はインド人のように見え、絵全体からも異国を感じました。聴松閣と友芳軒を結ぶトンネルの入り口まで見学させていただいたのですが、戦時中は防空壕としても使われていたらしく、暗くて怖いイメージを持ちました。揚輝荘は見学する場所という認識でしかありませんでしたが、トンネルとしても防空壕としても使われていたその空間を目の当たりにすることでここは実際に使われていた場所なのだという認識に変わりました。戦争という悲惨な出来事を私たちはテレビの中での映像で見たり人から聞くことでしか体験できません。実際に防空壕として使われていた場所を目にすると言葉にならない複雑な気持ちになりました。何よりも驚いたことは聴松閣に入った時から感じていた匂いでした。実際の大正、昭和の匂いを嗅いだことはないのですが、おばあちゃんの家の匂いよりも古く、なんとなく懐かしいようなイメージを抱く匂いでした。私は平成に生まれ、平成を生きています。昭和のことも大正のこともあまりよく知りません。そんな私たちだからこそ今揚輝荘を訪れて目でみて鼻で匂いを感じて昭和、大正のことを肌で感じていくことが大事なのではないかと考えました。感じ方は人それぞれ違うと思いますが、私は揚輝荘を訪れてひたすら美しいと思いました。日本らしい自然に囲まれた環境の中にある外国らしい建物はとても美しかったです。揚輝荘を修復することになったのはたくさんの方がこの揚輝荘を愛しているからなのだと感じました。日本らしさと異国を兼ねそろえた揚輝荘をまた訪れたいと思います。開館記念イベントなども行われるそうなので皆さんも是非足を運んでみてください。

金城学院大学 村松舞香

$ひび健太郎事務所の活動ブログ

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8月23日、名古屋市科学館の視察に同行させていただきました。名古屋市科学館のプラネタリウムは世界で一番大きいプラネタリウムです。小学生の時以来に見るプラネタリウムをとても楽しみにしていました。まず席に座ると、ゆったりとした椅子に様々な工夫がされており、楽な姿勢で夜空全体が見えるつくりになっていました。音響も迫力があり、まるで映画館に居るような感覚。星空はとても綺麗でまるで本物の星を見ているよう。そのような空間で見るプラネタリウムは格別でした。8月のテーマはブラックホール。今までブラックホールは黒くて大きいもの、入ったら出られないという認識しかなかった私は解説者の方の丁寧な説明と同時に大きく綺麗な映像を見る事で知識を深める事が出来ました。ブラックホールは星の爆発によって出来るものであるということ。見つけるのが難しいということ。ブラックホールに限らず天体についての解説を聞き、知識を深めれば深めるほど天体についてもっと知りたいと思うようになりました。クライマックスでは流れ星も見る事ができ、ひたすら感動しました。プラネタリウムを見終わった後関係者の方たちからお話を伺い、プラネタリウムを見る空間の設備、ドーム、音響など何から何までこだわってきた事を知り、あの素敵な空間はたくさんの方達の努力の結晶なのだと知りました。また、マイナス30℃の極寒ラボも体験しました。南極の氷を触る事ができたことも8月という暑い時期に寒い!と言える環境を味わうことができたことも記憶に残る体験になりました。科学館に居る子どもたちがとても楽しそうで、その笑顔は科学館で働くたくさんの方たちが子どもたちを喜ばせようと細かいところまでこだわる熱意が作り出しているものなのだろうなと感じました。それと同時に科学館で働いている方達は自分の仕事を心の底から楽しみ、誇りを持ってやっているように私の目にうつりました。子どもだけでなく大人も楽しむ事の出来る名古屋市科学館はとても魅力的に感じます。名古屋市科学館に行ったのは今回が始めてでした。短い時間でしたがとても勉強になりました。またゆっくり行きたいです。

金城学院大学 村松舞香
8月23日、名古屋市科学館の視察に同行させていただきました。名古屋市科学館のプラネタリウムは世界で一番大きいプラネタリウムです。小学生の時以来に見るプラネタリウムをとても楽しみにしていました。まず席に座ると、ゆったりとした椅子に様々な工夫がされており、楽な姿勢で夜空全体が見えるつくりになっていました。音響も迫力があり、まるで映画館に居るような感覚。星空はとても綺麗でまるで本物の星を見ているよう。そのような空間で見るプラネタリウムは格別でした。8月のテーマはブラックホール。今までブラックホールは黒くて大きいもの、入ったら出られないという認識しかなかった私は解説者の方の丁寧な説明と同時に大きく綺麗な映像を見る事で知識を深める事が出来ました。ブラックホールは星の爆発によって出来るものであるということ。見つけるのが難しいということ。ブラックホールに限らず天体についての解説を聞き、知識を深めれば深めるほど天体についてもっと知りたいと思うようになりました。クライマックスでは流れ星も見る事ができ、ひたすら感動しました。プラネタリウムを見終わった後関係者の方たちからお話を伺い、プラネタリウムを見る空間の設備、ドーム、音響など何から何までこだわってきた事を知り、あの素敵な空間はたくさんの方達の努力の結晶なのだと知りました。また、マイナス30℃の極寒ラボも体験しました。南極の氷を触る事ができたことも8月という暑い時期に寒い!と言える環境を味わうことができたことも記憶に残る体験になりました。科学館に居る子どもたちがとても楽しそうで、その笑顔は科学館で働くたくさんの方たちが子どもたちを喜ばせようと細かいところまでこだわる熱意が作り出しているものなのだろうなと感じました。それと同時に科学館で働いている方達は自分の仕事を心の底から楽しみ、誇りを持ってやっているように私の目にうつりました。子どもだけでなく大人も楽しむ事の出来る名古屋市科学館はとても魅力的に感じます。名古屋市科学館に行ったのは今回が始めてでした。短い時間でしたがとても勉強になりました。またゆっくり行きたいです。

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