ウィークリーマンション 入居をした。身一つでむかい初日寝てみると薄手のシーツが掛け
てあったベッドはサイズはシングル相当ながら二つの正方形部分からなる組合せ家具で背中
に奇妙な凹みを感じた。他にも身のまわり品はやはり必要なので、翌日タイムズで車両を借り
赤十字のブランケットと火災で燻された毛布(いずれ廃棄予定)を自宅から持ち出し、スーパー
で必要なものを購入して持ち込んだ。
 スーパーでレトルト御飯や冷凍食品に、もはや常食となったインスタント食材と調味料など
少し食費を低減できそうなものも購入しておいた。
 ウィークリーマンション自体大変ありがたく利用させてもらい概ね満足だったが、寝具に
関し当初気になることがあった。不自由には慣れてゆくものだが、汗染みた臭いが枕と寝具
全てに感じられて暖房を使うときつく感じたことであった。
 自身アレルギー体質でダニなぞ大量におりはしないかと不安に駈られたが結構人はそうした
虫には曝露されているはずなので量的な問題ではなかったというか痒みはなかった。
 臭いに対しては石鹸を購入し一つをベッド脇に置き、もう一つをバスタオルに巻き込んで枕
として使用。備え付けの枕には一旦退場願った。外出時は三階であることから窓を開放して
換気を促し続けておくと五日程度で余り感じなくなった。
 ホテルでは感じたことがないことだったので、やっぱり家が一番だと思った。その反面と
言ってはお叱りを受けることだが、光熱費に関しては頓着せずにいられるものだから空調は
在室中はかけっぱなしでフローリングの部屋にありがちな足下からの寒さに対応出来たこと
と冬場だけに寒かったので毎日浴槽に湯をためてじっくり入浴できたのは幸いであった。

⭕長期滞在型の宿泊施設には往々にしてシーツや掛け布団カバーに枕、更にベッドなどは
 一旦使い始めるとチェックアウトまで同じものを使い続けることになりがち…だと思う。
 それに関して交換できるものか、替えのシーツなどはあるのか事前に確認し必要であれば
 早いうちに確保のうえ持ち込んでおくこと。
⭕炊事は家庭に設えてあるコンロや使い慣れた包丁などがあるわけではなく、偶々紙皿や
 支給されたコップがあったため簡単なものならできたが自室内でとなると生ごみや他の
 廃棄物も生じることから共用部分があれば、そこでの調理もケースバイケースで。
 ごみは分別するよう指示されていてステーションがあったが、施設ごとに規則があるので
 二度手間にならないよう対応することが肝要。

写真は共用部分でこしらえて三階まで持ってあがったチャルメラのバリカタ。トッピングは
自室で。袋麵は久しぶりだったので少し凝ってみた。