次は男子全員参加の騎馬戦か…


あ~めんどくせェ…  


「おーい。高杉ぃお前上だからな」

「はッ!?なんでだよッ。別に下でいいだろ?」

上なんかぜってェイヤだ。帽子取りあうとかマジだるいし…


「だってよ。お前下ムリだろ…。お前が下になるんだったら河上を上げることになんだぞ?」

「うッ…分かったよ。やりゃいいんだろ?」

さすがに万斉を上げんのはムリだ…

「おう。メンツは俺と河上と…銀八だ。」


……ん?なんかおかしかったよな?

「土方、もっかい言って?」

「あ?だから上がお前で下に俺と河上と銀八」

「………なんで、銀八がいんだよッ!!」

「しゃーねェだろ。3Zは男子の人数が少ないから特別に教師が参加していいんだよ」

「へぇ…」


マジかよ…。まぁ、銀八がいるなら心強いし、いっか。


「たっかすぎ!一緒にがんばろーな!」

「おわッ!?出た…」

「ちょっとちょっと、先生に向って出たはないでしょーが」


「びっくりしたんだよ…」

「ふぅん…。あ、そーだ。高杉に騎馬戦の必勝法を教えてあげる」

「…なんだよ?」

「耳かして?」

「…」


銀八がそう言ってきたから素直に耳を貸したが言われた事は驚くべきことだった


「あのね、敵の子達がきたら…………してね。」

そう言い終わると銀八は耳を甘噛みして離れて行った


「ッ…////なにしやがるッ」

「あれ~。高杉顔赤いけどどーしたの?あ、もしかして感じちゃった?」

「な訳あるかっ!!俺もう行くからなッ」


「あ、待ってよ~。   ほんと高杉って純粋で可愛いよねぇ



ハァ…なんなんだよ。さっきのは一体…

まぁとりあえず銀八の言った通りにやってみっか。

次はハードル走…


近藤に万斉に桂。万斉がちょっと心配だけど、大丈夫だろ。


案の定、全員勝っていた。特に驚いたのが近藤だった。

いつもいつも、「お妙さん。お妙さん」って言ってストーカーしてるとこしかみてないから結構驚いたし、ちょっと見惚れた…


「でしょう?ほんとは近藤さんはかっこいいんですぜィ」

「うおッ。びっくりした…てゆうか心の中を読むなッ」

いきなり横にいるんだから…。マジでビビったぜ…


「いきなりじゃあないでさァ。結構前からいやした」

「だから…読むなって…。で、なんで近藤ってそんなにかっこいいのか?」

「当たり前でさァ。なんてったって剣道部の主将ですからねィ」

「へぇ…すげぇ」


あいつが主将ねぇ…想像つかねェ…。でもなんか今回で近藤の印象変わったな…


そうこうしているうちに、近藤達が帰ってきた。

「お妙さ~ん。勝ちましたよぉ!!」

「へぇ。凄いですね。ゴリラのくせに」

「それじゃあ勝ったご褒美にキs…「死ねよ。この変態ゴリラがァァァァァ」   ゴスッ

「ブベラッ」


…近藤はやっぱストーカーだ


んー…次は玉入れか

メンツはまぁまぁだな。普通にやったらこれ勝てんだろ


と、思ってたんだけど…  ダメだこれ


競技の進行係は、教師がやる。んで玉入れの進行は銀八がやってたんだ。

そしたら…


猿飛は銀八の方ばっかいって全然やってねェし、柳生の方ははちゃんとやろうとしてんだけど東城が心配して止めさせようとしてる…


新八はあのメンツの中で唯一ちゃんとしてた。でも一人が真面目にやっても玉入れは勝てるもんでもない。

結局、3Zは最下位だった。   帰ってきたら新八褒めてやろ…


「ハァ…。ボロボロではないか」

「あ、ヅラ。でも次でお前らが挽回すりゃいいじゃねェか」

「ヅラじゃない桂だ。それはそうだが、勝てるか分からないだろう」

「大丈夫だって。お前なら」


「まぁやるだけやってこよう」

「おう」


お、新八が帰ってきた


「おい」

「あ、高杉さん。負けちゃいました」  

「まぁ、あのメンツなら仕方あるめェよ」

そう言い頭をグシャリとしてやった

「うわっ」  


…なんか後ろから視線を感じんだけど気のせいだよな

「よしっ、んじゃハードル走の応援すっか」

俺はそう言って振り向かず応援席に向かった。



だから後ろで新八が他の3Zの奴らに殴られていた事を、俺は知らなかった