みなさん、こんにちは。

ピースボートの野口香澄です。

712日と13日は2日間ニューヨークに寄港しました。

2日間ともおりづるプログラムを実施したので、1日ずつご報告します。

 

まず、712日ニューヨーク1日目

まずは、国連に行き、国連ツアーに参加をしました。

皆さん、以前からNPTの再検討会議などで国連自体には行ったことがあるようでしたが、改めて国連の中を回るというのは初めてということで皆さん楽しんでいただけました。

現在、国連では持続可能な開発目標としてSDGsに力を入れています。

それと同時に昨年採択された核兵器禁止条約についても力を入れているということで、被爆の実相を伝えるブースもありました。

そのブースにて、 これまでおりづるプロジェクトでたびたび活躍している田中稔子さんがビデオの中で出演をしていました。

 

 

国連の中を一通り周り終わった後は、メキシコの国連大使への面会に行きました。

メキシコは核兵器禁止条約の制定にも大変貢献してくれた国の1つです。

もちろん、核兵器禁止条約には署名も批准もしています。

 

条約に署名・批准をしてくれた国の方々とお逢いするのは初めてだったので、どんな面会になるのか皆さん楽しみでした。

 

私たちを迎え入れてくれたのはメキシコ国連大使のAMB.Juan Sandoval-Mendioleaさんです。

 

「核兵器禁止条約の締結を目指して6年。メキシコは同じ希望の中でやってきている」と話をしてくれました。

核兵器禁止条約を形にしていくために多くの国に締結してもらえるように尽力していく。

そのためにも被爆者は承認として語り継いでいく必要があると話をしてくれました。

また続いて、現在の世界の情勢についても触れていました。

北朝鮮が非核化に向けて動いている。これが現実的になれば、日本も核の傘に入れられなくなる。中国のことを心配するかもしれないが、中国が日本を攻撃するとも思えない。一方でラテンアメリカだけでも非核地帯ということで核の縛りから解放された。

日本政府の姿勢は難しいが共に働いていきたいと話をしてくれました。

次にオーストリアの国連大使の元へ訪問に行きました。

オーストリアもメキシコ同様に核兵器禁止条約の交渉会議の時に尽力してくれた国1つです。また、核兵器禁止条約には9番目に批准をしてくれた国でもあります。

その中で私たちと面会をしてくれました。

世論の声は大事なものであるといいます。

オーストリアにとって核兵器禁止条約は外国政策として大切なトピックであると話をしてくれました。

また、年齢のことをトピックに出してきました。

ご自身はベルリンの壁が崩壊した時は15歳であったといいます。

現在のオーストリアの首相は31歳。オーストリアではかつてホロコーストも体験しているので、核兵器禁止条約に関しての前向きになっていくことが大切である。そのためにも継承がとれだけ大事なのか、重要視していくべきだと話をしてくれました。

 

今回のこの2つの国の方々との出会いは私たちに勇気をくれた出会いになりました。

今までのアジア・ヨーロッパ諸国ではなかなかこちらの想いがなかなか伝わりにくいものだったので、改めてともに立ち上がっていくこと、世界を変えていくこと、そのためにも被爆者の証言が多くの国々の意識を変えるきっかけになるということが分かりました。

そういう国が居てくれる限り私たちも残りの旅で多くの人々に訴えていきたいと思いました。

 

 

ピースボート 野口香澄