売買契約を締結した後、

借入で購入する方は速やかに、

金融機関へローンの申込みを

する必要があります。



通常、売買契約を締結した方々は、

「事前審査」が通っている方たちなので、

本審査で落ちる可能性は少ないはずです。


それでも、万が一予定通りの借入ができなかった場合には、

一定期間内であれば、

白紙解除をすることができます。


つまり、

手付金の没収も、

違約金の支払いもなく、

契約をしなかったのと同じ状態

戻すことができるのです。

(前回の手付による解除の例外です)



しかし、

「やっぱり購入するのを辞めよう」と思い、

本審査を受けるまでに、

車をローンで購入したり、

キャッシングをしたりして、

予定の金額を借りられなくすると、

故意にローンの成立を妨げたということで、

ローン条項の適用がなくなります。


その場合でも、

手付解除期限内であれば、

手付金放棄で対応できますが、

その期限すらも過ぎてしまったら、

違約ということになってしまいます。


もし、違約になると、売買代金の20%

となっていることが通常ですので、

物件価格が2,000万円の場合、

400万円にもなってしまいます。


これらのことからしても、

売買契約を結んでから

気が変わることがないよう、

納得のいく住宅購入を、

購入する前から行う必要があります。




住宅購入相談はこちら



============================================================





重要事項説明終了後、

通常であればすぐに売買契約締結に移り、

手付金の授受が行われます。



これで、晴れて契約成立となりました。



ここから先、計画を中止したくなったら、

一定期間の間に、

手付金を放棄するだけで、

一方的に解除することができます。


この一方的に解除する権利は、

売主にもあります


売主から「解除したい」旨の申し出があった場合は、

支払った手付金が返還される上、

それと同額の金額が売主から支払われます(手付倍返し)。



ただ、解除できるといっても、

通常100万円近いお金が動きますので、

解除するというのはよっぽどのことがない限り

すべきではありませんし、

そうならないよう、事前に準備しておく必要がありますね。




売買契約を締結したら、

次のステップは、ローンです。





住宅購入相談はこちら



============================================================

購入したい物件に申込みを入れ、

売買契約を締結する日が決まったら、

次のステップは重要事項説明です。


契約が成立するまでの間に

必ず実施しなくてはいけないのですが、

重要事項説明をした後、

そのまま同日に、売買契約をしてしまうのが

慣例となっています。



従って、契約する直前になって新事実が明らかになることも、

よくあります。


しかも、その新事実に差し掛かると、

声が小さくなったり、

さらっと流してしまったり、

「特に問題ありませんよ」と言われたりします。



しかも、段取りを組んで売主さんも業者さんも、

皆さん一同にその場へ集結していますので、

「特に問題ありませんよ」

と言われてしまうと、

気に入っていた物件だけに、


「やっぱりやめます」


とはなかなかいいづらい場面になります。




できる限り、そういうことにならないよう、

契約までの短い間に

できる限りの事前準備をしておきましょう。




住宅購入相談はこちら



============================================================





その物件を気に入れば、

申込みをすることになります。


当然購入が前提になりますので、


手付金をいくらにするか

借入金をどれくらいにするのか


など、必要事項を記載して、

売主側に(通常は)FAXで申し込みを入れます。



これで売買契約を結ぶまでに、

色々な調査をして…




という流れになるとは限りません。



「48時間以内に契約となります」

「申込みを入れられても契約した順なので公開は止められません」

「販売価格満額を現金で買いたいという人が現れたので、

そちらを優先します」


というように、

申込みをしたからと言っても、

ゆっくりしていられないことがあります。



また、

あなたが申し込みを入れたあとに、

業者さんが買ってもらいたい本命のお客さんに連絡をして、

そちらで成約されてしまい、

キャンセルになることもあります。

3番目のケースは、突然いいお客さんが現れたかのように見えて、

実は踏み台にされた例です。



申込みをいれたからといって、

必ず契約できるとは限らないので、

注意しましょう。




住宅購入相談はこちら



============================================================

ハウスメーカーへ行く前に、

「どのハウスメーカーにしようか」

というハウスメーカー選定の作業があります。

事前に絞った状態でハウスメーカーへ行くのか、

相見積を前提に数社へ行くのかというところになります。


また、標準装備とオプションをしっかり把握しておきましょう。

煮詰まってくると、最初の予算からだいぶ高くなっていることがあります。



マンション業者のモデルルームへ行くと、

とても豪華です。

まるで全てが備えつけのよう。


どれが標準の装備で、どれが飾りなのか、

その判別が大事です。




不動産業者へ行くと、

色々な物件を紹介してくれます。

最初に希望を伝えておけば、

希望にあった物件を紹介してくれるはずです。


ただし、これまで用語として触れてきた箇所には

最低限注意しておきましょう。






どちらへ行ったとしても、

焦らず、冷静に、しっかり話を聞いて判断していきましょう。


「当社は耐震性に優れています」

「もう他のお客様も検討されています」

「なかなかこのような物件は出ません」


などと、焦らせてくる方がいらっしゃいますので、

一喜一憂しないようにしましょう。





住宅購入相談はこちら



============================================================