私が学生の頃,良くわからない文字と数式をところ狭しと黒板に書きながら,ボソボソと話される先生がいらっしゃいました。
毎回集中して聞き漏らさないよう,一生懸命ノートをとっていましたが,いまどきそんな授業をしたら,授業評価は最低点で間違いなしですね。
近頃は,パソコン,タブレットやオーディオ機器が普及した環境に恵まれて「よく見え,よく聴こえ,分かりやすい」授業が当たり前となってきました。

ビジュアルに訴えるのに最適なのが「パワーポイント」。チョークの粉を被らなくて済むし,汚い文字を書かなくても良いので先生としても楽なツールのひとつです。
しかし,どうしても一枚の「スライド」に情報量が多くなり,どんどん次の「スライド」に進めてしまいがちになります。
なので,「スライド」はキーワードだけにして図表などはプリント配布するなどの工夫はしているのですが。
それでも・・・。
先日,授業の最後に一人の学生が来て,
「これまでのパワーポイントのデータもらえませんか」
「ちょっと早かった?」
「いいえ,ノートを取るよりもダウンロードさせてもらった方が・・・」
「今までノートは?」
「友達のノートを後でコピーさせてもらっています」
「・・・」
話を集中して聞き,それをノートにまとめた方が理解できると思うのですが,そういうことに苦手な学生が,多くなってきたように感じられます。
判読できない文字とボソボソ話はいただけませんけど・・・