「夢」と「運命」と
物語の始まりは1年前にさかのぼる。
師匠が北京エンデュランスを2連覇された後の上級セミナーで、
「海外のレースを経験したほうがステップアップできる」と言われた。
ならば、北京を目指そうと思った。
とある席で、菜奈子社長に「UTMBよりも北京へ行きたい」とお話したら
現地の責任者とお会いしたとき、その話していただき、Webでエントリーできるようになると、京都でのUTMF懇談会のときに教えていただいた。
「北京へ行きたい」と、声に出さないと実現し得なかった夢である。
まさに「夢は口にしないと実現しない」である。
それと、昨年の北京エンデュランスの直前、箱根で行われた師匠のセミナーのお手伝いをさせていただいた際、ひとりの女性とめぐり合った。(お仕事そっちのけなのは言うまでも無く・・・。)
実際に交際が始まったのはその半年後だが・・・。
彼女さんのお兄さんが中国の天津で働かれており、今回の遠征について、いろいろ情報を頂いたり、ホテルも現地でしか予約できないところをとっていただいた。
「これを運命と言わずなんと言おう」。
見えざる所ですべてがつながっていたような気がする。
北京に向け全てが整った。
後はボクが、頑張るだけである。
我、中原の風となり彼の大地を馳せるなり
神田明神にてあの御守りを授かってまいりました。