昨日、佐賀県神埼市の『九年庵』に家族で行ってきました。
紅葉のシーズン、11月15日~23日の9日間のみの一般公開です。最終日ということもあり、大勢の方が参観されていました。吉野ヶ里歴史公園横の臨時駐車場に車を置いて、シャトルバスで九年庵まで送迎してくれます。
いただいたパンフレットによると『九年庵』は、佐賀の大実業家・伊丹弥太郎が明治25年に造った別荘と、明治33年から9年の歳月をかけて築いた6,800㎡の庭園。平成7年2月に国の名勝の指定を受けています。
元来「九年庵」とは現邸宅の西北端に建てられた14坪の茶室(現在は解体)のことを指し、又「九年」とはこの庭園が九年の歳月を費やして築造されたことに由来するとのことです。
総面積 約28,000㎡ (うち山林22,000㎡)
庭園 6,800㎡ 建坪320㎡(97坪)
天気予報が曇りのち雨で心配しましたが、晴れました。紅葉のピークから若干過ぎていて少し残念でしたが、りっぱな庭園でした。美化協力金300円でした。
「九年庵」を楽しんだ後、お昼はおいしそうな”おこわ”を買って、『吉野ヶ里歴史公園』で食べようということになりました。
入場料金は一般420円、小人80円、シルバー(65歳以上)200円。
以前に行ったときとは、大きく違って、復元された建物、展示、体験コーナーが充実していました。とにかく広大な歴史公園です。静かです。時がゆっくりと流れて行きます。広場で食べた”おこわ”がおいしかった。
「吉野ヶ里歴史公園」はわが国最大の弥生時代の環濠集落です。集落の発生とクニへと拡大・発展する弥生時代社会の様子をみることのできる貴重な遺跡です。邪馬台国を想像できる遺跡であり、邪馬台国は九州だ!と思っている私にとっても、大好きな遺跡です。
神埼で過ごした素敵な秋の一日でした。
お読みいただき、ありがとうございます。