007X | 懐かしのぱちすろ名機列伝xxΣ

007X

【メーカー】高砂電器
【販売年月日】1999年2月
【(C)】1962 Danjap.LLC and United Artisti corporation.All Rights Reserved

     1998 Eon Productions Ltd.and Danjaq,LLC.
【タイプ】A
【特徴】遊べる裏物



大東音響マシンの裏物化の影響を受けてか、提携元である高砂系機種も次々と裏物マシンと

して設置するようになってしまいました。


裏物というのは、ノーマルではありえない出玉のメリハリで客を引き付けていたわけですから、当

時は遊びたいならノーマル機というような雰囲気がありました。所が技術介入機の躍進に伴い、

ノーマル機種でさえも(目押しの出来ない人には)投資ばかり嵩んで全く見返りが期待できないよ

うな状況に陥っていたわけでして、少ない投資で終日まったりと楽しめるというような機種が、ほと

んど姿を消してしまう事となりました。


そういうニーズに応える為だったのかどうかは不明ですが、この007の裏物はノーマルよりも穏や

かな波が売りとなって、初心者層に圧倒的な支持を受けていました。


一度当れば「クレジット連」「100G以内の数珠連」「200G以内の引き戻し」という明確な連ゾーンが

存在し、通常時の小役カットはあったものの、仮にこの連ゾーンを突き抜けても天井が800G前後と

言うまさにはまり知らずの連荘性能を秘めていたのです。


技術介入性はほとんど皆無でして、リール消灯の告知と共にセグによってフラグのチェックも可能な

為、ひたすら分回して連荘を楽しむ事が出来ます。


勿論こんなゲーム性ですから、どこかで帳尻を合わせる必要があります。大体予想がつくと思いま

すが、ボーナスのほとんどがREGなんですよねぇ・・・


恐らくこのBR比率に設定差があったのだと思いますが、大体B:Rが1:3位になっていまして、これが

1:1に近づくほど高設定だったのではないかと・・・??


引き戻しゾーンでREGが連してしまうと、連荘しているにも関らず追加投資を余儀なくされるという地獄

のループが続いたりしましたw


基本的にはジワジワコインが削られて、時折訪れる即効連にビッグが偏ると一気にコインが増えるという

感じでしょうか?終日打てばボーナス80回程度も全然珍しくないのですが、そのうちビッグが何回出現

したかで収支は大きく異なってしまいます。


大勝ちはできないけれども、大負けもしない上に連荘は楽しめるという、正に遊べるパチスロとして、裏物

とは思えない非常にアットホームな雰囲気がこの島からは溢れていましたw


ゴールドチャンス

【メーカー】高砂電器
【販売年月日】1999年3月
【タイプ】A

ロイヤルエースⅠ

【メーカー】大東音響
【販売年月日】1999年3月
【タイプ】A


兄弟機のゴールドチャンスとロイヤルエースも同様に裏物化されたのですが、そのシステムは

ほぼ007を継承しており、いずれも羽根物タイプの裏物として人気を得ました。