ドリームセブンマックス | 懐かしのぱちすろ名機列伝xxΣ

ドリームセブンマックス

【メーカー】高砂電器産業
【販売年月日】2002年4月1日
【タイプ】A400-ST
【特徴】解除直前(最大50G)から前兆目が出現


3号機(裏)ドリームセブン の連荘性をSTを利用して再現したリメイクマシン。


ST初期のマシンとあって、内部確率よりも放出確率が上回っているのが特徴です。

従ってキングパルサー同様頻繁にストック切れとなってしまいます。


しかもこの台はストック時の最大天井が512G、連荘時は64G以内の振分けが最も高いと

出玉性能においてはキングパルサーよりも優れていたのです。


高砂の代名詞とも言える、ドリームセブンの冠を受け継いでいるだけに、単に連荘だけが

魅力のマシンというわけではなく、独自のゲーム性を随所に盛り込んでいます。


先ず通常時の最大のポイントは、解除が近づくと出現する「ハッスル目」があげられます。

これは解除まで残り50Gを切ると小役が特定のラインで揃うようになるのです。

(ほとんどは左ベルはさみ小役が中段停止)


従って、ハッスル目を見逃さない為にも、一応左は簡単な目押しが必要とされました。


又、解除はゲーム数だけでなく「ゲーム数クリア+ベル成立」という2段階条件が選択される事も

あり、この場合、先ず規定ゲーム数をクリアした後で100分の1のベルを待たなければならない

のです。こちらの解除が選択された場合、ハッスル目が出現しない為、ベル成立の次のゲームは

常に激アツとなります。


連荘ゾーンは64Gなのですが、上記のような解除条件を持つため一応ベル出現を待つ必要が

ありました。同様に512Gを過ぎても即ストック切れとは判断出来ず、ベル出現で解除されなかっ

た場合に、初めてストック切れが確認できたわけです。しかし、ここまで引っ張られた場合、既に

ストックタイムに突入している可能性も高く、なかなか止め時の見切りに苦心させられました・・・


設置自体は少なかったのですが、プロ御用達マシンとして目押しレベルの高い人にはかなり美味

しい立ち回りができたのではないでしょうか?


というのも、実はこの台ビッグ終了時に450枚以上獲得していればリールフラッシュの点灯パターン

でストックの有無が判別できたのです。


具体的には最終ジャックゲームで枠内にボーナス図柄が停止するように止めます。

この時獲得枚数が450枚を越えていた場合、ストックのある図柄が点滅するようになっていました。

7が点滅すればビッグのストックあり、BARが点滅ならREGという具合です。


又、ストック残数が多い場合は獲得枚数に関係なくプレミアフラッシュが発生する事もあり、ストック

切れを心配しながら打ち続ける必要があまりなかったわけです。



当時シェアが落ち込んでいた高砂マシンという事で設置はあまり伸びなかったのですが、個人的には

この台が理想的なSTマシンのスペックなのではと思っています。