爆裂王 | 懐かしのぱちすろ名機列伝xxΣ

爆裂王

【メーカー】アリストクラート
【販売年月日】2002年7月1日
【タイプ】B-7ラインST
【特徴】ボーナスを揃えるには押し順と図柄の72択



サミー傘下と思われたアリストが独自開発で登場させたストック機。


赤・青/赤・白・青/赤・青


と12種類の組み合わせのあるビッグボーナスは、更に押し順の6択にも正解しないと

揃わないという独特の制御となっています。


内部的には7ラインのBタイプなので、ボーナス確率自体は甘く、更にストック解除は

10分の1となっている為、ボーナスチャンス自体は頻繁に訪れるのですが、それを自

力で揃えるのは非常に困難になっていたのです。



しかし、このボーナス成立をドットでナビすると簡単に連荘の演出が可能となります。



放出条件は「リプ4連」「天井」「チャンス目」「0枚役(ドクロ図柄)4連」と多岐に渡ります。

一旦解除されると内部的に選択された回数のビッグが揃うまでナビが発生します。



目押しに失敗しても、ボーナスの損失はありませんが、その間のG分はロスしますので

しっかり狙う必要があります。ナビ回数は上乗せ方式となっていますので、一度連に突入

すると予想以上の一撃性もありました。



内部ボーナステーブルに10連以上の振分けも存在した為です。



又、REGは独自の解除方式となっており、400G(?)周期で全放出が繰り返されていた

と思われます。その為、自力意外のビッグはほぼナビによってのみ発生する事となり、リ

ーチ目=REGという偏った制御となっています。


親会社?のサミーが丁度「灼熱牙王」の販売停止で連荘機の規制がかかった状況での強行

販売となり、以後サミーとアリストはソフト面での提携が解消され、あくまでも製造ラインのみで

OEMが続くようになりました。


BRのストック方式や解除条件、72択という複雑な制御が影響したのか、この台は登場時から

色々と攻略の噂が立ったのですが、最終的に特定のビッグが選択された場合は、内部的にカ

ウントされないというバグが発覚しました。


これは一部のビッグが複数のフラグでまとめられていた為、ナビと異なる方のビッグを揃えた場

合は自力と判断され、ナビ回数に影響されずそのまま継続されてしまったのです。


登場後は、最善効率手順が色々と模索されてはいたものの、この攻略法の発覚であっさりと姿

を消す事となってしまったのが惜しまれます。


又、実際の攻略とは関係ありませんが、ビッグ中にクレジットを落とすと何故かドットの獲得枚数

にカウントされるという現象も確認されています。その気になればビッグ1回で10000枚以上の

表示も簡単に行なう事ができたのですw



間もなく5号機で登場するようですが、果たしてどのようなゲーム性となっているのか・・・??

(噂では「爆裂」の語句が問題となったようで「回胴王」になるそうな)