一人っ子の甘夏っちゃんです!新幹線で実家に帰って見守り介護をしています、今年は累計90日!
今年は年間3割は実家で暮らしていることになりました、通い介護もキツイな〜
新幹線代がかかるのでちょいちょい帰るのが経済的に難しくその分滞在日程を長くしてなんとか対応しています。家の掃除や修理・病院の付き添いや検査・生活収支のチェック・口座管理・書類のチェックと手続き代理などだんだんボリュームが大きくなってきてワンオペだと最低でも2週間は必要になってきました。
昨年初めて地域包括センターに相談に行きその年の秋に要支援1に認定されました。まだまだ自立支援程度のヒヨッコ介護初めでしたが、今年の認定更新で要支援1→要介護1に上がった!
親の生活サポートはすでに10年くらい前からやってるんだけど、ようやく介1までこぎつけたよ〜〜〜(そもそも要支援1ってのが様子見すぎるって思ってた)まあこれで少し受けられるメニューが増えたのでよかったわん。
昨年は足腰痛くて掃除が行き届かない部分がでてきた程度、それよりも認知症の兆しが出ていてそっちの進行のほうがやばいと言われていました。脳神経科のドクターに尻を叩かれデイケアに行くようになり、半年ほど通っていたら今年の認定チェックで認知機能の点数は良かったそうです。デイケアって予防に効果あるんだね
日常でも質問への反応スピードとか返事が少しましになったと実感しています。もちろん向上はしていないのですが(笑)急勾配の坂道を転げ落ちる衰え具合だったのがなだらかに穏やかに老いている程度になんとかギリ歯止めがかかっている感じです。これだけでも本当にありがたいわ
代わりに足腰の状態が悪化しており、ついにかがんでお風呂の栓を抜くこともできなくなりました。いよいよヘルパーさんにきてもらわねば... 一度依頼しかけたのですが、訪問ヘルパーによる窃盗事件があり親が嫌がったためその話は一旦お流れになりました。とはいえいずれは必要になるので私は受け入れ体制の準備を進めることに。散らかり放題だった実家の貴重品をまとめて、断捨離を進めて、介護保険が使えるリフォームをしました。
この先は私以外の他人の手も借りて生活していくことを親にも受け入れて慣れてもらわないとね。一人っ子ワンオペ介護では私の人生も壊れちゃうしそうなると親子で共倒れになっちゃう。無理無理〜
今回はこの足腰の状態悪化で介護度が上がったようです。身体機能は本人も不便を実感してることなので、ケアマネさんの提案を受け入れようと思う時が来るでしょう。身体機能の生活サポートに対してはメニューがいろいろあるので心強いです。
支援1→介護1に変わると今までお世話になっていたケアマネさんから別の機関に変更になりました。うちの自治体ではそういうシステムだそうで。新しい介護度に応じてエリアで受け入れ可能なケアマネさんを探して引き継ぎまではしてくださいました。最後バタバタだったので改めてお礼状を送ろう、私もずいぶん支えてもらった
新しいケアマネさんとの顔合わせも済み、経緯を簡単にお話しして独居で当面自宅での支援をお願いしたいということで介1の契約と新しいケアプランを作成していただくことに。気に入って通っているデイケアも今まで通り行くことができるので介1としての契約更新を済ませました。
介護保険で使える費用枠が3倍程度広がりますが、通っているデイケアの自己負担額は倍になります。介護度が上がるとその分ケアする内容も上がるので自己負担分も増えるという仕組みです。サービスの幅は広がりますが一つ一つに数百円〜2〜3千円の自己負担金が加算されていくので、介1になって使える枠が多くなったからといって喜んでばかりはいられません、手厚いサービスには当然お金がかかります。
でも送迎付き、看護師による健康チェックあり、介護士や理学療法士のプランとサポートで運動と認知機能維持の老人に特化したスポーツジムのようなものに負担金1割で週2回も行けるんです。うちの親は半年でものすごく心身の活気を取り戻し元気になりました。本人が長い間働いて支払ってきた社会保険は無駄ではなかったと思いますよ。
持ち家があるなら老人ホームに入るよりは圧倒的に安いので、親が自分の家で好きに暮らしたいという間(徘徊や失火をしない間)は掃除や通院サポートなどの訪問介護サービスを活用して親が望む暮らしができればいいなと思います。
ーーー前回書いたモンスター介護認定員の件
過去記事の後日談です。認定が降りる前に以前のケアマネさんにしっかりお伝えして(泣きながら)2度と関わりたくないと記録してもらいました。ケアマネさんも開口一番、やっぱりね...私も初対面の方だったのでアレですが...ケアマネージャー職にあまり見かけないタイプの人だなとちょっと心配してたんですよね(超オブラート)...とのこと。だよね〜冷静になった今だからこそ改めて変だったとわかるよ。
20分程度の面接のときの判断だけしか考慮しない家族の意見は聞かないし記録もしないと言い切った認定員でしたが(前の担当ケアマネさんとの打ち合わせでも担当さんの知る情報や意見を聞かない感じの認定員だったとのことで)、結果的に介1に上がったのは医師の意見書がちゃんと書かれていたのだと思います。よかった〜。