甘夏っちゃんです、親の介護認定調査について書くね!

 

独居の親は昨年初めて介護認定を受けて要支援1でした。

このたび2度目の認定調査を受けることになり、私は電話で家族への聞き取り調査を受けることになったのですがその時の認定員がちょっとやばかったうーん昨年1回目の時は自治体の福祉課の認定調査員さんが来たんだけど、それはもう感じ良く聞き取って、認知症の兆しが見える点については本人がいないところでサッと家族への聞き取りをしてくれて、短時間だけどわかりやすく納得のいくものだった。さすがプロだわひらめき飛び出すハートと安心させてくれました、その時の話はコチラ↓

 

 

 

ところが今回の認定調査員さんは意思の疎通ができない感じの人でした。ここ10年の仕事やお店や病院なんかで交わした何百人との会話でも出会ったことないくらい変な人でゲローもしこの人が担当になったらコミュニケーションが難しすぎて介護に絶望するとまで思いました。

(今現在まだ認定結果は知らされておらず、認定結果に対する不満から悪口を言ってるのではない旨記しておきます)

 

今回の人は自治体の福祉課の人ではなく、自治体から委託を受けた事業所のケアマネで介護認定員として活動している人(いつも母を担当してくださってる人とは全く別)とのこと。まず事前に聞いていた事業所の電話ではなく知らない個人携帯からかけてきた、電話の経緯は説明するも事業所と名前を聞くまで名乗らない、家族が言いたいことあるらしいから電話するよう言われたのでかけたけど言いたいことって何ですか?スタンス、と小さいことだけど心の中でザワッと本能的なアラートが鳴る気持ちの悪いスタートだった不安ギザギザ

 

1回目の自治体の認定調査員さんとはやり方があまりにも違うのでビックリした。これで正しい認定調査が降りるのか甚だ不安になった対応の箇条書き

バツレッド今日見た様子だけで判断します

バツレッドそれは自分がチェック入れてないから話は聞きません

バツレッドそれも自分がチェック入れてないから特記事項に書きません

バツレッドチェック入れた項目も話は1ヶ月以内のことだけしか書きません

バツレッド具体例じゃないと書きません

 

全てこんな感じ。以前の自治体の調査員さんは『こういうことはありますか?できますかできませんか?どのようにしていますか?頻度はどうですか?その時はどういう言い方や反応をしますか?』というような明確で具体的な質問があり、私はそれに従ってできるできないそれは大丈夫こんな言い方しますなどと明確に回答することができました。

 

ところが今回の人は、なにも質問をしてこない。言いたいことって何ですか?とこちらにボールを投げて寄こす。それならとまとめておいたメモを読み始めると、それは認定チェック入っていないからと言って話を遮る。えっ?真顔家族への聞き取りのために電話してきたんじゃないの?

こーであーでと専門用語を読み上げるように言うので、なにを言われたかほとんどわかりませんでした。改めて別の話をするとまた冒頭で遮られて何の話もさせてもらえない。とにかく話のほとんどが、チェック入れてないからと聞くこともしてもらえませんでしたガーンドクロ

 

ちょっと待ってください、こういうことが実際にあったんですと食い下がると、はいごめんなさいねとすぐ遮って専門用語を並べて仕組みや制度や知識を長々と語り、詳しくは担当のケアマネさんに相談をと終わらせる。そしてまたメモを読むとそれは特記事項に書かないです、と遮る。その繰り返し。

 

ナニコレ?知らんぷり

 

それが延々続き、30分経ったところで早口で話を締めて電話を切られました。自治体の調査員さんは10分以内で済んだ聞き取りを30分も長々とやっておきながら、実質は何も聞いてくれません。なんでこうなったはてなマークと無念感で電話を切った後わたしの頭の中はハテナでいっぱいになりました。

 

私は伝えた感がゼロだった、相手の言ってることもほとんどわからなかった。

 

相手が言ったことを思い出して、何となく記憶を辿って専門用語を調べてみると、要はこういうことではないかと。

バイキンくん自分が問題ありと思わなかった点については何か言われても話は聞きません

バイキンくん問題ありと思った点でも1ヶ月以内の具体的なエピソードでなければ特記事項に書きません

バイキンくん問題ありと思わなかったので具体的なエピソードがあったとしても特記事項に書きません

バイキンくん今日みた限りの判断でやってるんで以前の話も聞きません結果が不満なら後日再申請できます

 

ほんとなんなの?市の職員とやり方が全然違うんだけど?

 

この人が担当になったら意思の疎通ができない!介護するのに困る!と不信感でいっぱいになりました。

 

認知症が出始めている独居親を遠方から見守り介護する一人っ子としては、相談させていただく介護職員は親にとっても自分にとっても命綱です。意思の疎通ができなければ親も私も詰むわけで。こんなにコミュケーションが取れない人と連携なんて今後介護できないと悲観して涙が出てきました悲しい(くどいようですが書いている時点で介護認定結果が出ていないので認定に対する不満ではありません)。

 

認定調査に対する攻略はしようと思えばできます、ネットに詳しい情報もいっぱいありますし、ケアマネをやっている友達くらいいくらでもいますから。でも不要な介護サービスを受けさせたくはありません、なるべくなら本人が自立して痛い足腰を引きずってでもできるなら自分でなるべくやろうとすることがいいと思うからです。深刻な状態ではない現状のありのままを見て、家族の話を聞いて、自立支援のちょっとしたサポートのきっかけをつくって私たち親子に並走してくださればいい。介護事業に求めるのは今はまだその段階です。

 

私は今回の調査員の態度から、できないと嘘を並べ立て不当に介護度を上げさせようとしている家族扱いをされているなと感じとても不愉快になりました。冗談じゃないわよ、どんだけこっちが手厚く長年見てきたと思ってんのよ。少なくとも前回の認定調査からの話くらい聞きなさいよ、良くなってる点もあれば改善が見られない点もあるのよ。依存されて時間的経済的にも負担が大きくなってきたから、本人が支払ってる社会保険料で受けられる範囲で行政サービスに頼れる部分があるなら頼りたい。なにより本人の権利でしょ?ちょっと不満ムカムカ

 

どんな介護サービスを受けられるかは担当のケアマネさんがちゃんとしてくれてるよ、その範囲が変わるから認定調査員に伝えたいんじゃないか。なにが該当するかはわからんが現状こういうことはできますこれはできませんと伝えておきたいんじゃないか。どう判断するかはそちらさまの基準で結構ですよ、でも話を聞かないっていうのは手法として正しいとは言えない、介護調査員の仕事内容の中に家族への聞き取りは希望があればしなきゃいけないことでしょうよ!

今日見た親のたった20〜30分の様子でお決まりの項目のチェックを入れて、そこから外れたものに関しては訴えも聞かないって、聞かないって何なの?

 

介護職員に最も要求される職能はコミュニケーション能力ですよね。聞きません、って遮るのってそもそもおかしくない?自治体の福祉課の人はざっくりでもちゃんと質問してきましたよ、たったの5分10分ですけど簡潔に全て伝えられた実感がありました。今回の人は時間だけ30分もかけて、何一つ伝えられなかったという不安感を植え付け、今後の介護に対する閉塞感や絶望感の種を蒔いただけ。ほんとにプロなのか?

 

ケアマネの質や相性によって差があるとは聞いてはいましたが、こんなに差がある?ってびっくりしました。紋切り型で高圧的な態度で、正直言って怖いクライアントやパワハラ上司・昔の年配の学校の先生や古株の看護師さんを思い起こさせました。例えば滔滔と聞いてもない事例をお話になるわけですよ、で適当に相槌打つじゃないですか危ないですねとか。それすら「怖い危ないとかそういうことじゃないのよアナタ」っていちいち言われる。いやうちの親の話でもないし相槌にもダメ出しって今何の時間?オエーって感じ。もし長い付き合いになるとしたら今後も意思の疎通は難しく、それが介護をする上で親の不利益や私の負担になると思いました。2度と関わりを持ちたくないので、どんな認定が降りるにしてもうちの担当からは今後は外してもらいます。

 

もう怖くて気持ち悪くてあの認定調査員にはケアマネとしても接したくない、関わりたくない、あの人では併走できない、ここまで思わせるレベルってなかなか出現しませんよ。

前回の自治体の認定調査員や地域の包括センターの担当してくださってるケアマネさんと比べてもすごい質の差があると思ったし、今回はハズレ中のハズレを引いたという話でした。あのレベルにお金払うくらいなら今の担当ケアマネさんに倍額払いたいわ!