甘夏っちゃんです!過去の夏の記事の再掲です!(価格訂正や追記もしています)
もう熟年期のジジイとババアなものでとにかく食が進まんのです
とはいえそうめんだけとか栄養が偏ると夏バテしてしまうのでなにかは食べなきゃですよね。
暑い中でのご飯作りも食べるのも億劫になりがちなので、食欲がすっかり落ちた熟年夫婦がとにかくなんか食べられるように考えた工夫を書きます(冷たいものばかりは良くないよねって言いますけど昔と暑さが違うのでつめたいものばっかりです笑)。
冷たいスープで食欲を刺激
とりあえず流し込む作戦〜笑
最初の一口が進むと食欲が湧いてきたりするので、最近は冷静スープをよく作っています。
冷たくて流し込むだけなら食べやすく、材料は野菜なので栄養価のバランスもよく、作り方も簡単で、余ってもジップロックを平たくして冷凍ストックしておけます。
甘夏っちゃんがよく作るのはにんじんのスープ。親戚から年間を通して大量ににんじんをもらうので にんじんは離乳食にもなる栄養バランスの良い食材ですし、食欲のない朝はとりあえずにんじんスープでも飲んでおけばコーヒーだけの朝食よりはずっと体にいいしね。
煮込む必要はなく、薄く切って玉ねぎと軽く炒めて水とブイヨンやスープストックで野菜が柔らかくなるまで15分くらい煮てブレンダーで混ぜるだけ。めっちゃ簡単。お好みでドライハーブを入れてみたり、ニンニクを効かせてみたり(生でもローストでも)、余ってる豆乳をぶち込んでクリーミーにしたり、炒める油をオリーブオイルにしたりバターにしたり、調味もその時々で気軽に変えられます。にんじん以外にもトマト・とうもろこしなどの夏に安い野菜や、缶詰のビーツや冷凍枝豆などいろんなバリエーションで作れる(そして野菜を大量消費できる)のでおすすめします
冷麺には無限の可能性がある
素麺でも良いんですけどめんつゆにネギだけだと飽きますし栄養バランスも良くないですよね。
うちは麺4:タンパク質3:野菜3くらいの割合で食べるようにしています。全部乗っけて混ぜそばの要領です。
熟年期は意識的にタンパク質を摂るようにした方がいいので、ゆで卵か余力があれば薄焼き卵、ハム、サバ缶、ツナ缶、カニカマ、豚の角煮の端っこをほぐす、鳥の唐揚げの余りを刻む、ハンバーグやミートソースの残り、枝豆や納豆をぶちこむ。
昨夜の残り物でも良い、とにかく肉や魚系のものをトッピングします。
お醤油味のめんつゆにこだわる必要もありません、上に乗っけるタンパク質の味でタレも変えています。
上に乗っけるのがミートソースの残りのミンチなら生のトマトをざく切りにしてたくさん乗せて酸味を出したり、トマトペーストをタレに少し加えても良い。
鳥の竜田揚げを刻んだものなら麺つゆに酢を足して白ネギでも青ネギでも胡麻油で炒めてラー油を加え中華風にします。
冷たいパスタだと思えば坦々麺風でも海鮮風味でもトマト味でもクリーム風味でもなんだってアリ、そうめんだってバジルのパスタソースを絡めて下味をつければいいんですよ
野菜サラダで完結する日
油ギトギトマンだった夫も、なんかもうサラダだけでいいや...って日が出てくる程度には老けました笑
サラダだけでも内容を考えれば栄養不足を心配しなくて済むと思います。
よくあるレタスときゅうりとプチトマトだけみたいなものはうちではほとんど食べません、あまり栄養もないし飽きるしなんせレタスもきゅうりもトマトも日持ちがしないので。
サラダの材料のマイブームは「豆」と「アボカド」です
どちらも栄養バランスが良くスーパーで比較的安定した値段で手に入りますしレタスやきゅうりよりは日持ちがします。
うちはテトラパックの水煮豆をよく買います、正味200gが150→250円くらい。なかでも、最近若い人の間でもブーム到来の?ひよこ豆をよく食べます。旨味が強いと言うか、若い時にはわからなかった豆のうまさがわかる年齢になりましたw
水を切って他の野菜と共にサラダにできる他、潰してファラフェルというコロッケにしたり、ブレンダーでなめらかにしてちょっとおしゃれにフムスというディップにしたり、オーブンで焼いて塩胡椒チリパウダーをふりかけるといいおつまみにもなります。
ひよこ豆のほかにも白インゲンや赤インゲンのキドニーを混ぜても風味が変わってよろしい。
そしてアボカド。近所のスーパーでメキシコ産のアボカドが安くで手に入るようになりました。昔は大きいサイズが1個198円くらいでちょっとお高めでしたが、今は小さめが4個で398円とずいぶん手軽になりました。
しょうゆ味とも合うのでそうめんや冷麺に乗っけることもできます。
サラダに入れる場合は、うちではサイコロ状に切ってレモン汁や酢とからめて豆と混ぜてドレッシングでそのまま食べます。
一緒に合わせる野菜としては、ズッキーニやオクラ・パプリカとなどを豆と同じ大きさに切って生のまま混ぜてしまいます、歯ごたえがカリカリするとなんか食べるの楽しい
風味のコンボを楽しむならそれぞれの下味を変えるのもおもしろいです。トマトに生玉ねぎを刻んでライム汁でサルサ風、ビーツにはバルサミコを絡めておく、ズッキーニには燻製塩をちょっとふりかけておく、にんじんのラペにオレンジジュースの残りをふっておく...などなど、いつもは面倒だけどサラダメインの時くらいは下味を別につけて最後に和えると味に奥行きが出ます。青じそ・みょうが・パクチーの残りもバンバン入れる、いいアクセントになります。
いつものイタリアンドレッシングでもいいのですが、ひよこ豆やアボカドの味のバランスを考えるとマヨとすりおろしにんにくをドレッシングに加えてもいいし、パルミジャーノをすりおろしたものを加えればさらに塩味とコクが出て濃厚になります。
おまけ:氷が足りない!
地味なあるある、冷蔵庫の製氷機能が追いつかなくないですか?
うちはコーヒーをその都度淹れてアイスコーヒーにするため、お湯から氷で冷やすことになるのでたくさん必要でした。今年の対策としてはポーションタイプの水で薄めるコーヒーに変え、水を冷蔵庫で冷やしておくようにしました。薄めるコーヒーはコストコで50個1200円くらい、スーパーで20個398円くらいです。(追記:2024年は別記事でコストコの麦茶パックみたいな水出しコーヒーをおすすめしています1個あたり37円くらい)
この工夫だけで使う氷は1回あたり2〜3個で十分になりました。麦茶ポットなどの大きな容器ではなくコップ一杯の水をコップごと冷蔵庫で冷やしておくだけ。大きな容器よりすぐ冷えるんです、夫婦二人ならこちらの方が省スペースだし。
陶器のマグカップではなくサーモスなどの魔法瓶メーカーのコップや水筒を使うと保冷効果がぜんっぜんちがいます。ステンレス製のお高めのものを買うつもりならオシャレブランドやアウトドアメーカーではなく魔法瓶メーカーを強くお勧め、一年中使えます。
あと料理中の氷ね。冷麺を氷水で洗ってキュッと冷やしたい時やカレーやごはんの粗熱をとって早く冷蔵庫に入れたい時に氷がないとムキーーーっ!!!!!ってなりますよね。
麺はまず普通の流水で洗って一旦熱々を覚まし、その後にボールごと冷蔵で冷やしておいた冷水に氷を入れ冷やします。時間があれば流水で洗った後に水を切って冷蔵庫で冷やしておくことも。カピカピになりますが食べる直前に氷水にさっと通して水切りすればオッケ。いずれも少量の氷で済みます。
タレやつゆ・上に乗せるトッピングも前もって冷やしておくだけでも保冷効果があります。
あとカレーね。
いっぱいつくったら鍋ごと冷やしたいけど熱々の鍋をさませるほどの氷などない
それに水が少量だと鍋の熱に負けて冷えない
そこで夏は洗面台に水を張って鍋ごと漬けます。水深を深くできるように深出のお鍋を使うといい(潔癖な方にはおすすめできませんが、最終手段はバスタブもアリです。大きいお鍋いっぱいにおでんを作ってしまった時などはお風呂に水を張って冷まします)。
この時氷を洗面台やお風呂に浮かべる?いえいえ、そんなに多くの氷を使えません!
こういう時は凍らせておいた保冷剤を使います。ケーキを買った時などにつけてくれる小さいのを20個くらい冷凍室の底に平たく敷き詰めておいて、必要な時に20個をビニール袋やジップロックにいれて氷の塊としてドボンと洗面台や風呂に投げ込みます。
これでも足りなければ(潔癖な方には...)冷凍してある廃棄予定の食材を使います。
甘夏っちゃん宅では鶏皮やエビ殻など匂いが強そうな生ごみはゴミ箱に入れず、ビニールに入れてさらにジップロックに入れてゴミの日まで冷凍庫で凍らせて保管しています(ゴミに出すまでは食べ物ですので私的には大丈夫)。で、保冷剤が足りない時にそういった凍らせてある廃棄食材をジップロックごと鍋を冷やしている水に浸けて氷代わりに使います。多少溶けてもジップロックに入れてるしその後どうせ捨てるので。
鍋を早く冷やすためなら凍らせてあるものなんでも使うぜフフ...
エアコン入れても室温30度以下にならない昨今ですが老化した体にとって食べることは生きること、夏バテしないように工夫して乗り切りましょう!