こんにちは!英語学習熱がさっぱり続かない甘夏っちゃんです
受験や仕事などで英語の勉強が多少必要でしたので、やる気が出た時だけなんとなく本を買って20ページほど読んでみるということをやってきました。しかし毎回それだけで終わっているので当然英語力はつきません(笑)今また英語学習についてマイブームがやってきそうなので、歳を取ってからの勉強方法について考えてみました。
今までの勉強法
- 受験学習
- ラジオの英語番組
- 欧米のドラマを字幕で観る
- 英語ができる人と友達になる
- 各種スクール(TOEIC対策・外国系大学日本校での生涯学習コース・ネット英会話)
- 単語アプリ
そこそこやってますね〜お金も使ってるな〜
これだけやってて40歳の時TOEIC550点でしたから(笑)英語力を上げるというよりは、受験期のMAXの知識を忘れる速度をどれだけ緩やかにできたかって程度ですね。
学習法の向き不向きを分析
いろいろやってみて学習法にも合う合わないがあると思います。
私はテスト向けの集中短期詰め込みスクールはすごくストレスを感じてダメでしたとにかく反復&暗記・・・テスト向けの学習ってつまんないんですよ。あとラジオを聴いたり文法の本をただ読むという受身な学習法も飽きちゃって続かない。
逆にコミュニケーションを伴う学習は向いていました。スクールでも英会話をベースとするものはお話ししたいがためになんとか覚えて使おうと能動的になるし、先生や仲間内では恥ずかしがらずに前向きに取り組めました。
ドラマや映画を英語で聞き流すのも何年も続けていればかなり耳が慣れます。日本語の字幕で意味を理解しながら、綴りなどはわかりませんがこういうシーンでよく使われる言い回しだなって状況と発音を覚える感じ。
自分の向き不向きを知って学習法を見直すことは必要です。私は単語を書く反復学習は不得手と割り切りました。おそらく音で覚えた方が早いタイプだと思います。シーンや感情と結びついていればなお覚えやすい。個別に覚えた単語や熟語と文法で組み立てて脳内で日本語を英作文するのではなく、使用しているシーンごと音で覚える方がアウトプットしやすいタイプ。
いろんな学習法を試してみて、自分には何がむいているかを分析してからこれからの学習計画を立てることが脳の劣化とともに生きる中高年には大切だなと思いました。
効果的な方法をベースにして学習法を再構築
私は比較的聴覚からのアプローチが向いていると判断し、英語のドラマや映画でネイティブの発音や速度に慣れること。オーディオブックの英会話音源も1.5倍速で流すことを続けています。
リスニングはまずは文章一括でつかむようにしています。どういうシーンでどんなふうに用いているか一緒に覚える。ただし専門用語や俗語は無視、使いたくないものや使う機会が少ないものはできるだけ省いて、限りある脳の稼働時間・容量(集中力・記憶力ともいう)を有効に
リスニングで文意を取れても、同じ文章が英作文で出ても書けないし話せないのが今までの学習の残念な結果です。これを変えたい。今までの学習法ははじめに語彙や熟語や綴りを詰め込むことが多かった。300語→500→1000とそればかり増やしても楽しくないので飽きがちでした。そこで私はやみくもに語彙を増やさず、リスニングの中で出てきた知らない単語を調べて覚えたり、聞き落とした語尾や前置詞などを文法的な観点で補完して学習することにしました。
中高年からの英語学習は今までのテストのための勉強法とは手法を変えて、まず優位な耳で覚えて、後から単語と文法で補足して理解を深めるという順序で進めることにしました。
新しくやってみた・捨てた
参考書をただ読むことは20ページで飽きてしまうので今回は文法の問題集だけ買いました。解く行為をいれたほうがゲーム性があって楽しいかと(笑)解いて間違えたところの説明だけ読みます。自分は問題を解く行為が伴う方が意欲が継続します。
覚えるまで書くことはやめました。昔から私には効果が薄いので歳とってからやっても無理だよ。それにSNSなどでやり取りするにしてもみんな自国語で書いて自動翻訳機能を使ってるし、入力も自動変換されるので単語の綴りをわざわざ覚える必要はもうないのでは?そこで足止めされたり意欲を失うリスクが高いのでやめました。
最近の問題集は音源もついているので、読む・聴く・書く・発音するが同時進行できます。いろんな感覚を一緒に使用した方が学習効果が高いと言われていますので、読むだけ書くだけではなく、文字を目で追って発音しながらその声を聞きつつ書く、みたいなことを意識しています。
発語力を上げる工夫
いつまでたっても言いたいことを英語に変換することが苦手です。同じ文章を読んだり聞いて意味を理解したりはできるのにね〜日頃の学習でどうやったらそっちを伸ばせるか考えるようになりました。
思えば問題集の例文って覚えても日常会話で使い道のない変な状況説明文が多いじゃないですか、「ジョンは話を続けた」とか。あれがそもそも遠回りだと思うんですよね、初めから例文を会話形式にしてくれればいいのに。「その話まだ続ける気?」のほうが使いますよね(笑)ドラマや映画はほぼ会話の応酬なので、観ながら英作文の例文として活用しています。
リスニング学習とは逆に、音声→日本語吹き替え・字幕→英語にして観るんです。初めて観る話じゃなくて内容を覚えているものがいいです。例えば、セリフ「その話まだ続ける気?」のところで一時停止して、字幕を読まずに今のセリフ自分なら何ていうかな?っていうのを想定する。で、字幕を見て答え合わせ。”Are you still going on ?”か、about itは省いてもいいんだな、とか。
使いたいフレーズを抜き出してオリジナルのリスト化もできるし、直訳しにくい慣用句や俗語の言い回しも一緒に理解できますよね。ファミリードラマとかオフィスものとか学園ものとか、自分が使いたいシチュエーションの作品だと年代や環境に即した言い回しや単語も多いので実用的。
結局、自分は日常のちょっとしたやりとりを目指してるのだから受験単語を3000も覚える必要もないし、自動翻訳があるのだから綴りの反復学習もいらん。状況説明的な例文よりも自分の考えを主張することが必要だし、教育を受けた成人女性が使う日常的な言い回しを覚えてすぐ出るようにすることに特化すればよいのだと思っている。
文法・読文・聴文・作文に分けて学習するよりも、いまは日常会話をシーンと共に音で覚えて意味づけのために後で理論を理解した方が覚えやすいです。
中高年からの英語学習、とりあえずLet's do this!!