こんにちは、万年ゴルフ初心者の甘夏っちゃんです!
歴だけは長いのですが年に1回もラウンドせず練習もしなかったため一向に上達しませんでした。近年引っ越した家の近くに練習場があったので運動がてら週1で打ちっぱなしに行っていたところ、ラウンドを楽しめる程度に上達してきました。
コロナ禍でゴルフを始めた人も多かろうと思いますので、私のような老いたド級のヘタくそでも少〜しずつ脱却できるという過程を書こうと思います。
道具はずっと10年以上前のレディースのハーフセットを使っていました。初めから高級な新品フルセットより中古や初心者向けの安いセットでいいと思います。まともに当てられるようになるまでは道具の持つ精密な差など意味がないからですドライバーはテクノロジーの進化が早いので、ある程度うまくなってから最新の良いものを買ったほうが道具の価値を活かせると思います。
私が取り組み初めに最も気をつけたのは、とにかくまっすぐ飛ばすことでした初心者はまともに当たる確率が低いため、コースであっちこっちに曲げてしまい打数が多くなります。
遠くに飛ばすことよりもより確実に真っ直ぐ飛ばせることを目標に練習しました。
ある程度当たるようになってきたら、130ヤードと100ヤードの間の番手がほしいなあ…と本数の必要性を感じてきますので、その頃ようやくハーフセットから卒業しフルセットに変えました。夫が昔使っていたメンズ用のものです。まともに真っ直ぐ飛ぶ打率はまだ高くありませんのでお古で十分です。昔のフルセットですからユーティリティやハイブリッドなんてものはなく3番アイアンからです。逆に難しいやんけ! しかし方向コントロール重視を目標としている練習にはこれが結果的に良かったと言えました。
メンズの中級者向けアイアンですから硬いし、それまで真っ直ぐ飛ばせていたものもすべて右に飛んでいくようになりました。初心者向けクラブの方向補正がなくなった分、打ち方に正確性がより必要になったのです。
変更したばかりのころは3w,3~5iなど全然打てませんでした。初心者セットってD,7w,7i~しかなかったし。ロングアイアンや鋭角FWには恐怖心すらありました、100球練習しても1回もまっすぐ飛ばないんだもの しかし平均スコア100台の男性でもロングアイアンはヘタという人もいますので、焦らずショートから始めて少しずつロングへと練習していきます。
飛ばしたいという気持ちになりますが、コースに出ると真っ直ぐ飛ばないと終わらないということが身に沁みます。とにかく真っ直ぐ飛ばせないと160〜140のスコアを卒業できないんですよね。MAX100ヤードしか飛ばせなくても、真っ直ぐ飛べば18Hすべてをたとえ4オン3パットしても126でまわれるんです。とにかく方向と、番手の平均飛距離を安定されることが初期のスコアアップの肝だなと思います。
練習マニアの夫から伝授されたことは、ボールがあらぬ方向に行くときは立ち位置が始めから歪んでいる場合が多いので、ターゲットとボールに対しての自分の足の位置と肩の向きが正確かどうか時間をかけて確認しろということでした。手首やら腰やら肩やらそのほかにも留意点はいろいろありますが、結局土台が曲がっていたらズレが大きくなるからです。YouTubeにもたくさん動画がありますが、はじめは飛距離よりも真っ直ぐ正確に打つことについておしえているものを視聴することを勧めています。
まともに当たる・真っ直ぐ飛ぶ確率が少〜しずつ増えてくれば距離に目を向けます ここでようやくクラブごとの距離の違いを活かせるようになるんですね!スマホのメモに番手とだいたいの飛距離を記録します。10回くらい練習してると平均がわかってくるので、この番手はだいたいこれくらい飛ぶとか、同じ距離でも高く上がるとか転がりやすいなど特性も書いておくと後々コース戦略を立てる時に役に立ちます。
練習場でここまでできるようになるとコースでもフェアウェイキープ率がずいぶん上がっているはずです。あっちこっちに飛んだとしてもフェアウェイを少し外したラフや平らなフェアウェイバンカー程度で収まりますので、160→140くらいに自然になっているはずです。ロストや池ポチャのおまけなしでちゃんと数えてもそれくらい、どこかでミスってもリカバリーができる力がついているはずです。
同時にパットの練習もします。これの方が実は労力が少なくて劇的に打数を減らせます。ド下手のときはグリーンの端からホールを狙って短すぎたり強すぎたり段差を読み取れなくて行ったり来たりで4〜5パットしてしまうことも多かったです。しかし平均3パットで入れられれば、それだけでスコアが20〜30上がるのです。
初期のパットの練習はのこり1m(1y)をどれだけ確実に入れられるかだけを考えればいいと思います。グリーンオンはホールから遠くてもよくて、1〜2パットかけてホールから1m程度にとりあえず寄せられればいい。とにかく最後の1mを高確率で入れられることが肝です。ロングパットの練習はこの段階では不要、当日の芝の重さや速さの感覚の確認だけでよくて、家でもラウンド前でもとにかく1〜1.5mの練習だけでいいです。
スコアが120くらいになったときようやくコース戦略という面白みを感じられるようになりました。それまではあっちこっちに蛇行してクラブを2〜3本持って後続組を気にしつつ走り回り数もわかんないし疲れるだけで楽しさはあまりなかったかも。まだ上手な部類には入っていませんが、だからこそこれから110台→100台→憧れの100切りと上手になる目標や喜びがあります。コロナ禍に向いてるレジャーです、ゴルフ楽しみましょう!