どうも甘夏っちゃんです。
ポンカンさん(親)の断捨離をなんとか進めさせたのち、
今度は家具の取捨や買い替えに着手しました。
★中身が減れば家具が余る
昔ってウォークインクローゼットとかないから、
どの部屋にもタンスがありますよね〜。
そしてタンスに入りきらなくなった物は透明の押し入れ収納ケースに。
このタンスや押し入れ収納ケースというのが不要物の宝庫なんですよね〜。
家族大勢で住んでいた頃のたくさんのタオルや古くなった下着や服、
それそれが置いていったよくわからない道具や飾り物、
子供の頃の思い出の服やおばあちゃんが縫ってくれた綿入れ半天。
ファミリーの形が変わったのですから、思い出は心にしまって物は卒業しましょう。
思い出深い物はスマホで写真を撮っておくと後からでも姿を見ることができるので捨てやすいです。
そして中身が減ったら、古い透明ケースやプラスチックの三段ラック、
ハンガーがたくさんかけられる伸ばせるハンガーラックなど、
また物を無限にしまいこみそうな収納家具は捨てました。
容れる場所があるからまた物を増やしてしまうという悪循環は器から断〜つ!
そして昔からあるしっかりしたタンスに、残った必要なものを収納しました。
大きくて重くて運び出すのも一苦労するような木のタンスを廃棄するよりも、
プラケースやラックを捨てる方が簡単だし廃棄代もかからないです。
★家具を買い替える時は親の理想より現実の使い方重視
それまで使っていたテーブルセットやソファセットは、
ファミリー向けの大きなものでした。
古くて傷みもあったので買い替えを検討することになりました。
でも家具屋さんに行くとパーっと素敵なものに目移りして頭がお花畑になりがち。
ポンカンさんもヴィンテージの直径1m以上する4人がけの円卓を買おうとしたり、
ソファはL字型、ローテーブルは・・・と、
ショールーム通りのものを揃えなきゃという固定概念ガチガチで選ぼうとします。
でも実際の生活は、
・ポンカンさん一人暮らし
・膝や腰が痛いので床に座らなきゃいけないローテーブル使っていない
・ソファで寝転んだりはしない派
・親戚が集まったり来客が頻繁ではない
・ペットが旅立ったので汚れや傷を気にしなくて良くなった などなど
なので、
原則ポンカンさんと私しか使わない小さい2人用のテーブルセットで充分。
来客時には広げられるタイプのテーブルにしておいて、
来客用の椅子は折り畳みの簡易チェアを必要に応じて後で買い足せば良い。
寝転がって使わないのであれば大きなL型ソファなど邪魔なだけ、
ポンカンさんはシートをリクラインングさせて使っているので、
それならば1人用の上質なリクライニングチェアを買えば部屋が広くなる。
そしてローテーブルは腰が痛いポンカンさんは実質使ってないので廃止して、
その代わりにチェアの横に小さいサイドテーブルを置くことにしました。
これで思い切りリクライニングさせながら、
手元にリモコンや飲み物を置くことができます。
床から立ったり座ったりしたがらないのでこたつも廃止して、
ペットの毛の心配もしなくて済むのでポットカーペットカバーを少し良い物に。
大きなダイニングセットとソファセットがなくなっただけでも、
LDがかなり広く感じられるようになりました。
★自分で移動できるサイズのものを、椅子は実際に座って良い物を
素敵な家具を買いたくなるのもわかりますが、
やっぱり自分で動かしたりできるサイズのものか重視しました。
掃除をしたり、少し動かして配置換えをしたり、
とにかくなんとか自力で少しずつでも移動できる大きさと重さですね。
動かしやすいシートなどを家具の脚に貼り付けておけばベッドなどでも動かせます。
帰省してサポートする甘夏っちゃん自身ももうアラフィフ・・・
日々のお掃除が気軽にできないような大物はもう持たない方がこちらにとっても助かります(笑
今回の買い替えのメインがダイニングセットと1人用のリクライニングチェアでした。
ダイニングセットは先程お話ししたように小さいサイズのものを重視しましたが、
どちらを買う時も椅子はやっぱり本人に実際に座らせて確認しました。
ダイニングチェアを買う時は靴を脱いで座って見ることをお勧めします。
ソールに厚みのある靴だと、
室内でスリッパや素足になって使用した時に足が浮いてしまうことがあります。
ほんの1cmあるかないかの差だとしても、
かかとがしっかりついていないと疲れるし立ち上がる時に滑る恐れもあります。
素足でベタ足で楽に床に足がつく、そして必ず手すりがしっかりしていること。
ソファ代わりのリクライニングチェアは毎日長時間使用する前提で選びました。
ポンカンさんの日常を見ていると、家にいる時は食事や掃除やお風呂以外は、
ほぼソファをリクライニングさせてTVを観たり本を読んでいます。
今のソファは腰やヘッドのあたりが良くないのか、
座布団を折り曲げて腰に当てたり、小さいクッションを首の後ろに置いたり、
腰の不具合を自分でなんとか解消しようとしている様子が伺えます。
そこで大きな家具屋さんまで連れて行き、
いろんなメーカーのリクライニングチェアに片っぱしから座らせました。
やっぱり最初に見たイメージよりも、実際に座ってみると良さが変わるみたいです。
チェアだけで数十万のお買い物になりましたが、
1日8時間くらいは座るので、質重視で予算をかけるべきところだと思います。
今までは電動リクライニングソファを使用していましたが、
ポンカンさんはフットレストを下げずにまたいで降りようとし(ダメな使い方)、
ソファ自体の手すりが低く安定しないためよく足を引っ掛けていました。
ソファは全く悪くなく(笑)面倒くさがりな当人の使い方が悪いのですが、
今回は本体一体型フットレストではなくオットマンを別売りで購入しました。
リクライニング時は足を伸ばせますし、立つ時は足を下ろすので安全です。
購入したチェアは本体がくるっと向きを回転させることもでき、
手すりもしっかりしているので立ったり座ったりが楽になると思います。
・・・
以上のように、コンパクトなサイズの家具にして、
全体的にゆとりのある家具の配置にしました。
本人が一人で取り回せたり掃除しやすくなるようにしたかったのと、
危険な姿勢にならない安全なもの、ぶつかったりしない配置に気を配りました。
チェア選びは思っていたより大事だなと気づきましたね・・・。
先のことを考えると、私でも動かせる家具や、
家具の配置そのものをゆとりのある(部屋いっぱいに配置しない)状態にしておきたかったというのもあります。
これから要介護度などが上がってきた時に、
ポンカンさんのベッドを介護しやすい部屋に置き替えたいなどという事態になっても、
リビングの家具のサイズや配置に余裕があればどけたり動かすのも楽だろうなと。
買ったお店で安い料金で不要な家具も撤去してくれるので、
ひとまず断捨離が終わり、素敵な家具で気分も一新し、
ポンカンさんも上機嫌で、、、いてくれればいいなぁ。
次回は「玉石混合、書類の束の整理」について書きますね。