感覚過敏に対してのとらえ方 | お子様の不登校、ひきこもりの解決策提案サロン

お子様の不登校、ひきこもりの解決策提案サロン

御殿場中央公園・図書館 すぐそば! 静岡県御殿場市萩原 767-14
        

私がお子さんたちとお話しさせていただく中にも、感覚過敏のお子さんはいらっしゃいましたね。

そのお子さんは、音に対してとても敏感でした。
授業中もほかのお子さんの私語も気になるようでしたね。
机を動かすときの音などにも敏感に反応していました。
家庭内では、きょうだいの騒ぐ声なども嫌で、自分の部屋に閉じこもりがちになっていたようです。
特定の音に反応するのでなかなか受け入れてもらえないようでした。
このことに、親御さんは気が付いていないらしく、過剰に反応するそのお子さんをいつも怒っていたようです。
学校では、耳栓をしたいくらいに辛かったようで、ある日耳栓をしているのを教師に見つかりひどく叱られたようです。

困ったことをだれにも言えなくなってしまうのは、原因がありますよね。
それくらいのことでおかしいとか、嘘でしょとか、理解されない辛さも加わってしまいます。

聴覚に関しての過敏は、大きな音に反応する場合と、特定の音に反応する場合の二種類あると言われています。

視覚過敏は、縞模様とか、太陽に過敏に反応する場合もありますね。

このような特性を知って、対処することが大事だと思います。
このことに関して、自閉症の本を読むと出てくるのですが、これって、本当に自閉症なのでしょうか?

何かに過敏になれば、憂鬱にもなりますし、人と接触したくなくなってしまうことも十分考えられます。
ノイズキャンセルヘッドフォンを使ってみることも必要かもしれませんね。


目立たない耳栓タイプのものもありますね。



同じ状況を繰り返せば慣れるというものではないんですよね。

味覚過敏などというものもあり、偏食で甘えていると責められてしまうとどんなお子さんでも精神的に参ってしまうと思います。

最近では、化学物質過敏症という症状があることも認知されてきています。
一昔前のような自閉症ととらえるのはいかがかと私は思います。

本人がそのことを言えれば対処もできるのですが、我慢して言わないお子さんのほうが多いことも私はお子様たちから聞いて知っています。

なぜ、お子さんが親や教師に話すことができないのか、お考えになってみてはいかがでしょうか?

こうした過敏症を「おかしい」ものだととらえることがどれだけお子さんを傷つけているのかお分かりになりますでしょうか?