その合意の長さはそれほど関係がありません。 1日だけの合意の場合もあれば、1ヵ月間、あるいは500年の場合もあるでしょう。
こうして人々はグループをつくるにあたって、何が正しくて何が間違っているのか、何が道徳的で何が非道徳的なのか、何が生存的で何が非生存的なのかについて一連の合意を生み出すのです。
その後、これは違反によって崩壊します。
グループの各メンバーによるこの違反は、口に出されなくてもやはり違反であり、徐々に崩壊に至ります。
グループができる過程でできる合意した約束
それは、話し合って決めたものだけではなく、暗黙のうちの了解なども含まれます。
言うまでもなく、もし、この約束事が誰かによって破られたら、当たり前ですがグループとしては機能していかないでしょう。
この約束を破ってしまった場合、無意識にその行為を隠します。
そして人は自己正当化します。自己弁護するのです。
隠し事をオープンにすることによってのみそのグループの存続はできるのかもしれませんね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140602/08/hi-mawaricom/d3/2f/g/t01840160_0184016012960374578.gif?caw=800)